朝刊:2017/11/28

好調な滑り出しとなった年末商戦への期待で小売株が買われNYダウは小幅続伸

NY為替
27日のNY為替市場では日本政府が北朝鮮による弾道ミサイルの発射準備の信号を探知したとの日本メディアの報道を受けリスク回避のドル売り円買いが強まり一時ドル円は110円80銭台まで下落した。その後トランプ大統領がツイッターで「税制改革案は非常にうまく言っている」と述べたことから円買いが一服しドル円は111円前半へ値を戻した。ドル円相場は東京終値に比べ20銭ほど円高ドル安の1ドル=111円10銭前後で取引を終えた。
NYダウ
27日のNY株式市場では感謝祭休日明けから始まった年末商戦が好調な滑り出しとなったことが好感されアマゾン、ホームデポ、ナイキなどの小売株中心に買われたことやこの日発表された米10月新築住宅販売件数が予想に反し強い数字となったことがダウの上昇に追い風となった。一方で北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備を進めているとの日本メディアの報道で北朝鮮情勢が警戒されNYダウは急速に伸び悩んだ。NYダウは前日比22ドル79セント高の23580ドル78セントと続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反落し、6878.52(-10.64)。
NY貴金属
金12月限は1294.4ドル(前日比+7.1)。白金1月限は950.8ドル(前日比+5.5)。金は反発した。為替市場でドル安が進んだことから金の割安感が意識されたことや前週のFOMC議事録要旨の公表を受けFRB が先行き利上げに慎重になるのではとの観測で買われた。プラチナはドル安や金の堅調に後押しされ4日続伸した。
NY原油
原油1月限は58.11(前日比-0.84)。NY原油は4日ぶりに反落した。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが先週末発表したリグの稼動数が前週比9基増加したことから米国内でのシェールオイルの増産による需給の緩みへの警戒などで30日に開催されるOPEC総会を控え利益確定目的の売りが優勢となった。ガソリンは続伸、ヒーティングオイルは反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は338.75セント(前日比-3.50)。大豆3月限は1007.75(前日比+3.00)。大豆は反発、コーンは続落した。大豆はアルゼンチン産地での乾燥気候による大豆粕市場の上昇や圧砕用大豆の需要拡大期待を手掛かりに買戻しが優勢となった。コーンは小麦安、原油安が圧迫材料となったことやこの日発表された週間輸出検証高が先週に比べ低調だったことが嫌気された。
今日のニュース
主な経済指標結果
24:00米10月新築住宅販売件数(前月比)+6.2%(予想-6.3% 前回+14.2%)

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