朝刊:2017/11/29

米税制改革法案が一歩前進したことや金融規制緩和への期待でNYダウは一週間ぶりに過去最高値更新

NY為替
28日のNY為替市場では北朝鮮の弾道ミサイル発射の報道でリスク回避のドル売り円買いが加速し一時ドル円は111円前半まで軟化した。その後米上院予算委員会で米税制改革法案が承認され明日の上院本会議で採決されることとなったことを受けドルが買い戻されドル円は111円台半ばまで反発した。ドル円相場は前日NY終値に比べ30銭ほど円安ドル高の1ドル=111円40銭前半で取引を終えた。
NYダウ
28日のNY株式市場ではこの日発表された消費者信頼感指数が予想を大きく上回ったことや米税制改革法案が上院予算委員会で承認されたことなどから安心感が広がり幅広い銘柄が買われた。FRB次期議長に指名されたパウエル理事が上院銀行委員会の公聴会で金融規制の緩和に理解を示したことが好感されゴールドマンサックス、JPモルガン・チェースなど大手銀行株が大幅上昇し、NYダウの上昇を牽引した。NYダウは前日比255ドル93セント高の23836ドル71セントと21日以来一週間ぶりに最高値を更新した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反発し、6912.36(+33.84)。
NY貴金属
金12月限は1294.9ドル(前日比+0.5)。白金1月限は952.8ドル(前日比+2.0)。金は小幅に続伸した。ドル高が重石となったものの北朝鮮の弾道ミサイル発射で地政学リスクが意識され押し目買いを誘った。プラチナはパラジウムの上昇に後押しされ5日続伸した。
NY原油
原油1月限は57.99(前日比-0.12)。NY原油は小幅に続落した。30日のOPEC総会を控え様子見ムードが広がる中、米国とカナダを結ぶキーストン・パイプラインが稼動を再開したことやドル高を受け利益確定売りや調整売りが優勢となった。ガソリンは反落、ヒーティングオイルは小反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は336.25セント(前日比-2.50)。大豆3月限は1004.75(前日比-3.00)。大豆は反落、コーンは続落した。大豆はアルゼンチン産地での降雨観測で作付け改善が意識されたことや原油安が重石となった。コーンは原油安が圧迫材料となったことや米農務省がコーンと大豆の来年度の作付面積が拡大するとの見方を示したと報じられ需給の緩みが警戒され売りを誘った。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米9月ケース・シラー住宅価格指数203.50(予想- 前回202.68)
24:00米11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)129.5(予想124.0 前回126.2)
24:00米11月リッチモンド連銀製造業指数30(予想14 前回12)

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