朝刊:2017/11/30

良好な米経済指標の発表を受け安心感が広がりNYダウは連日の過去最高値更新

NY為替
29日のNY為替市場では米7-9月期GDP・改定値が予想を上回る伸びとなったことや米税制改革法案が年内可決に向けて一歩前進したことなどで長期債利回りが上昇したことから円売りドル買いが強まり一時ドル円は112円台を付けた。又、イエレンFRB議長の上下院合同経済委員会でのタカ派的発言もドル円を押し上げる要因となった。ドル円相場は前日比40銭以上円安ドル高の1ドル=111円90銭前後で取引を終えた。
NYダウ
29日のNY株式市場ではこの日発表された米7-9月期GDP・改定値が予想を大きく上回る伸びとなり米景気の底堅さが示されたことから投資家に安心感が広がりリスク選好の動きとなった。又、米長期債利回りの上昇で引き続き金融株が買われ相場を押し上げた。一方でIT/ハイテク株がこの日も利益確定売りに押され軟調となりナスダック指数は大幅反落した。NYダウは前日比103ドル97セント高の23940ドル68セントと連日の過去最高値更新となった。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反落し、6824.39(-87.97)。
NY貴金属
金2月限は1286.2ドル(前日比-13.0)。白金1月限は941.2ドル(前日比-11.6)。金は反落した。米GDP改定値が上方修正されたことやイエレン議長のタカ派発言で追加利上げ観測の強まりを受け米債利回りが上昇しドル高となったことが嫌気された。プラチナは6日ぶりに反落した。ドル高に加え金やパラジウムの下げに圧迫された。
NY原油
原油1月限は57.30(前日比-0.69)。NY原油は3日続落した。この日EIAが発表した週間原油在庫が予想を上回る減少となった一方でガソリンやヒーティングオイルの在庫が増加したことが嫌気された。又、29日に開催されたOPECと非OPECとの共同閣僚監視委員会で協調減産期間の延長について協議がまとまらず明日のOPEC総会へ結論が先送りされたことも圧迫材料となった。ガソリンは続落、ヒーティングオイルは反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は353.50セント(前日比+3.75)。大豆3月限は1004.25(前日比-0.50)。大豆は小幅続落、コーンは反発した。大豆は大豆粕の上昇は下支えとなったもののドル高、原油安に圧迫された。コーンはUSDAが仕向地不明の大口輸出成約を発表したことが支援材料となったほか小麦高も好感された。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米7-9月期GDP・改定値(前期比年率)+3.3%(予想+3.2% 前回+3.0%%)
24:00米10月住宅販売保留指数(前月比)+3.5%(予想+1.1% 前回-0.4%)
28:00米地区連銀経済報告(ベージュブック)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。