朝刊:2017/12/06

法人の代替ミニマム税が注目されIT/ハイテク株が伸び悩みNYダウは反落、ナスダック指数も続落

NY為替
この日も米税制改革への期待でドル買いが優勢となりドル円は一時112円80銭台後半へ上昇するも113円台へ接近すると上値抵抗が強く戻り売りに押される格好となった。この日発表された11月のISM非製造業景況指数が予想以上に低下したことや米10月貿易赤字が予想以上に拡大したことなどから米10年債利回りが低下したことを受けドル円は伸び悩み112円台半ばまで押し戻された。5日のNY為替市場ではドル円相場は東京終値に比べ10銭ほど円高ドル安の1ドル=112円50銭前後で取引を終えた。
NYダウ
5日のNY株式市場では朝方はIT/ハイテク株に買い戻しの動きが強まりNYダウ、ナスダック指数もプラス圏で推移したがその後法人の代替ミニマム税が上院案では撤廃から現状維持へ方針転換されたことから市場ではIT/ハイテク企業にはマイナス要因と捉えられIT/ハイテク銘柄が戻り売りで失速したのに加え買いが継続していた金融株や産業株が利益確定売りに押され軟調となったことで相場が押し下げられNYダウは下げ幅を拡大し前日比109ドル41セント安の24180ドル64セントと反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は続落し、6762.22(-13.15)。
NY貴金属
金2月限は1264.9ドル(前日比-12.8)。白金1月限は917.5ドル(前日比-8.5)。金は続落した。米税制改革の進展への期待の高まりによるドル高が圧迫要因となったことやチャート上の下値支持線とされた200日MAを割り込んだことでテクニカル要因での売りが加速した。プラチナは続落した。ユーロ安ドル高に圧迫されたことや金や他の貴金属相場の軟調が嫌気された。
NY原油
原油1月限は57.62(前日比+0.15)。NY原油は小反発した。新規材料に乏しい中、API、EIAの在庫統計の発表を控え米原油在庫の減少観測から押し目買いを誘った。又、ゴールドマン・サックスが18年の直物価格を57.5ドルに引き上げたことなどから原油価格は底堅いとの見方もあった。ガソリン、ヒーティングオイルも反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は353.75セント(前日比+0.25)。大豆3月限は1020.50(前日比+10.25)。大豆は大幅続伸しコーンは小反発した。大豆は大豆粕などの大豆商品の価格上昇やアルゼンチン産地の乾燥天候への懸念が引き続き買い材料視されファンド筋の買いを誘った。コーンは大豆の上昇に後押しされたものの小麦の下落に上値が抑えられ戻り売りで伸び悩んだ。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米10月貿易収支-487億ドル(予想-475億ドル 前回-449億ドル)
24:00米11月ISM非製造業景況指数(総合)57.4(予想59.0 前回60.1)

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