朝刊:2017/12/07

材料難の中IT/ハイテク株が買われた半面、銀行株やエネルギー株が売られNYダウは続落、ナスダック指数は反発

NY為替
6日のNY為替市場では昨日の日経平均の急落や米長期債利回りの低下を受けリスク回避の円買いが強まった一方で来週のFOMCを控え12月の米追加利上げ観測や米税制改革案の成立期待などがドルを下支えした。ただ、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことや8日に米連邦政府の暫定予算が期限切れを迎えることなどへの懸念でドルの上値は重かった。ドル円相場は前日終値比30銭ほど円高ドル安の1ドル=112円20銭台で取引を終えた。
NYダウ
6日のNY株式市場では減税期待で買われた金融株や小売株などが引き続き売られたほか原油安を受けエネルギー関連株が軟調だった。一方でIT/ハイテク株には買いが入り相場を下支えした。トランプ大統領のエルサレムをイスラエルの首都に認識するとの発言に対しNY市場は東京市場に比べ極めて冷静な反応だった。NYダウは前日比39ドル73セント安の24140ドル91セントと続落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反発し、6776.38(+14.16)。
NY貴金属
金2月限は1266.1ドル(前日比+1.2)。白金1月限は902.8ドル(前日比-14.7)。金は小幅に反発した。8日に米連邦政府の暫定予算の期限切れを迎えることから政府機関閉鎖への懸念が下支えしたことや5日に2ヶ月ぶりの安値を付けたことで値ごろ感からの買い戻しを誘った。プラチナは続落した。ユーロ安ドル高に圧迫されたことやテクニカル悪化で売り圧力が強まった。
NY原油
原油1月限は55.96(前日比-1.66)。NY原油は急反落した。この日EIAが発表した週間の在庫統計でガソリンなど石油製品の在庫が大幅に増えたことが嫌気された。又、米原油生産量が米シェールオイル増産により統計開始以来過去最高水準となったことも圧迫材料となった。ガソリン、ヒーティングオイルも大幅反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は352.75セント(前日比-1.00)。大豆3月限は1014.75(前日比-5.75)。大豆とコーンは反落した。大豆はルゼンチン産地の乾燥天候への懸念で買われ4ヶ月ぶりの高値を付けたことから目先の調整売りや利益確定売りが膨らんだ。コーンは原油安に加え大豆と小麦の下げが重石となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:15米11月ADP雇用統計(前月比)19.0万人(予想19.0万人 前回23.5万人)

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