朝刊:2017/12/08

IT/ハイテク株などに押し目買いの動きが継続し、NYダウは3日ぶりの反発、ナスダック指数は続伸

NY為替
7日のNY為替市場では米株式が堅調に推移したことや米10年債利回りの上昇を受けドルを買い戻す動きが強まりドル円は113円台を回復した。又、この日発表された米新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことやトランプ大統領が1月30日に予定されている一般教書演説を前にインフラ計画を発表する用意があると報じられたこともドル買いをサポートした。ドル円相場は前日終値比80銭ほど円安ドル高の1ドル=113円10銭前後で取引を終えた。
NYダウ
7日のNY株式市場ではアジアや欧州の主要な株式相場が上昇したことや米税制改革の進展への期待などで安心感が広がった。昨日に引き続きハイテク株に押し目買いが継続し米長期金利の上昇で金融株が買われた他原油相場の反発を受けエネルギー関連株にも買いが優勢となり相場全体を押し上げた。一方で米連邦政府の暫定予算が8日に期限切れとなることからつなぎ予算の成立が懸念されたことや米税制改革案の上下院との協議の行方が気になることなどで上値を追う動きは限定的だった。NYダウは3日ぶりに反発し、前日比70ドル57セント高の24211ドル48セント。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は続伸し、6812.84(+36.47)。
NY貴金属
金2月限は1253.1ドル(前日比-13.0)。白金1月限は894.5ドル(前日比-8.3)。金は反落した。米長期金利の上昇が嫌気されたことや米上院が税制改革案の下院との一本化作業を行うことを承認したことで協議の進展が見込まれドル高が進んだことが圧迫材料となり売りが加速した。プラチナは5日続落した。パラジウムの堅調や原油の反発は下支えとなったもののドル高が重石となった。
NY原油
原油1月限は56.69(前日比+0.73)。NY原油は反発した。EIAの週報で石油製品の在庫増が嫌気され昨日急落した反動で値ごろ感からの売り方の買戻しや押し目買いが入った。又、ナイジェリア石油ガス労働組合が国営石油会社の大量解雇を理由にストライキを実施すると伝えられナイジェリアの原油供給に支障を与えるとの懸念も買い材料視された。ガソリン、ヒーティングオイルも反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は351.50セント(前日比-1.25)。大豆3月限は1004.25(前日比-10.50)。大豆とコーンは続落した。大豆は大豆ミール相場の急落が嫌気された。コーンはカナダの今年度の小麦の生産量が事前予想を上回り小麦相場が下落したことに連れ安した。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米新規失業保険申請件数(前週分)23.6万件(予想24.0万件 前回23.8万件)

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