朝刊:2017/12/13

金融株やボーイングなどの個別材料株が買われNYダウは3日連続の史上最高値更新、ナスダック指数は反落

NY為替
この日発表された11月米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り強い数字となったことや米債券利回りの上昇を受けドル買いが強まりドル円は一時113円70銭台まで強含んだ。その後米30年債の入札結果が好調だったことから債券が買われ米債券利回りが低下したことでドル高が一服となりドル円は上げ幅を縮小し112円台半ばでのもみ合いとなった。12日のNY為替市場でのドル円相場は前日終値と同水準の1ドル=113円50銭台で取引を終えた。
NYダウ
12日のNY株式市場ではFOMCの結果発表待ちで様子見気分が強まる中、前日の引け後に増配と自社株買いを発表したボーイングが買われた他長期金利の上昇を受けゴールドマンサックスなど金融株が買われるなど個別の材料株を物色する流れが強まり相場を押し上げた。一方でIT/ハイテク株は利食い売りに押され軟調となった。NYダウは前日比118ドル77セント高の24504ドル80セントと3日連続で史上最高値を更新した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反落し、6862.32(-12.76)。
NY貴金属
金2月限は1241.7ドル(前日比-5.2)。白金1月限は875.7ドル(前日比-17.1)。金は4日続落した。FOMCでの追加利上げが確実視されたことやドル高を受けFOMC前の手仕舞い売りが優勢となった。又、米株高や長期金利の上昇も金の圧迫材料となった。プラチナは急反落。ドル高が圧迫要因になったほか金や原油の下落で売りが加速した。
NY原油
原油1月限は57.14(前日比-0.85)。NY原油は反落した。北海油田のパイプライン停止による需給ひっ迫懸念で買われた流れが一服し利益確定売りが優勢となった。又、ドル高に加え12日にEIAが発表した月報で2018年の米国の原油生産量を上方修正したことなどで売り圧力が強まった。ガソリン、ヒーティングオイルも原油安に追随し反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は347.75セント(前日比-1.25)。大豆3月限は987.25(前日比-6.75)。大豆とコーンは続落した。大豆は米国の17/18年度の期末在庫量の引き上げ観測が弱材料視された。コーンは需給報告での米国産コーンの期末在庫予測が下方修正されたことは好感されたものの大豆の下げに追随した売りに圧迫された。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米11月卸売物価指数(PPI)+0.4%(前月比)(予想+0.3% 前回+0.4%)
22:30米11月PPIコア指数(前月比)+0.3%(予想+0.2% 前回+0.4%)
28:00米11月月次財政収支-1385億ドル(予想-1350億ドル 前回-632億ドル)

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