朝刊:2017/12/15

米税制改革案の年内成立への懐疑的な見方が広がりNYダウは6日ぶりの反落

NY為替
14日のNY為替市場ではFOMC後のドル売りの流れが継続しドル円は112円台前半へ下落した。米11月小売売上高が予想を上回り強い数字となったことやユーロがドルに対し弱含んだことなどから一時ドルが買われドル円が上昇する場面もあった。その後株式相場が軟調となり米債券利回りが低下するに連れリスク回避の円買いドル売りの流れが強まりドル円は112円前半へ下落した。取引終盤にかけてドルが買い戻されドル円はやや値を戻した。ドル円相場は前日比20銭程円高ドル安の1ドル=112円30銭台で取引を終えた。
NYダウ
14日のNY株式市場では序盤はこの日発表された米11月の小売売上高が予想を大幅に上回る強い数字となったことや週間の米新規失業保険申請件数が予想以上の減少となったことで米景気への楽観的見方から買いが優勢で始まった。その後二人の共和党上院議員が現状の米税制改革案に反対又は保留を検討すると報じられ米税制改革案の年内成立へ懐疑的見方が広がり利益確定売りで株式相場は下落に転じ軟調に推移した。NYダウは前日比76ドル77セント安の24508ドル66セントと6日ぶりに反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し、6856.53(-19.27)。
NY貴金属
金2月限は1257.1ドル(前日比+8.5)。白金1月限は881.2ドル(前日比+5.8)。金は続伸した。米長期金利の上昇一服とドル安、株安に支援され金市場への資金流入期待で買われた。プラチナは反発した。ドル安と金やパラジウムの上昇に支えられ堅調な動きとなった。
NY原油
原油1月限は57.04(前日比+0.44)。NY原油は3日ぶりに反発した。14日にIEAが発表した月報で2018年の米原油生産量が増加するとの見通しが重石となり序盤は売りが優勢となったものの売り一巡後はドル安を受け売り方の買い戻しが入り反発に転じた。ガソリン、ヒーティングオイルも3日ぶりの反発。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は348.50セント(前日比-0.50)。大豆3月限は978.75(前日比-11.75)。大豆とコーンは反落した。大豆はアルゼンチン産地の降雨予測で生育が進むとの見方から売りを誘った。コーンは小麦の続伸は下支えとなったものの大豆安に上値が抑えられ膠着感の強い相場となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米11月輸入物価指数(前月比)+0.7%(予想+0.7% 前回+0.1%)
22:30米11月小売売上高(前月比)+0.8%(予想+0.3% 前回+0.5%)
22:30米11月小売売上高(除自動車)(前月比)+1.0%(予想+0.6% 前回+0.4%)
22:30米新規失業保険申請件数(前週分)22.5万件(予想23.6万件 前回23.6万件)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。