朝刊:2017/12/18

米税制改革案の年内成立への進展で安心感広がり主要3指数が揃って史上最高値を更新

NY為替
一部の米共和党上院議員が米税制改革案への反対を表明し米税制改革への不透明感から前日の外国為替市場で円高ドル安が進んだが15日のNY為替市場では前日法案に反対していた議員が一転して修正案に賛成する意向を示したことから来週にも法案成立の可能性が高まり税制改革の進展への期待から株高が進んだことでドルが買い戻されドル高円安が進みドル円相場は前日比20銭以上円安ドル高の1ドル=112円60銭台で取引を終えた。
NYダウ
15日のNY株式市場では前日米税制改革案の年内成立の不透明感の高まりでリスク回避姿勢が強まり株式相場が反落したがこの日は前日法案に反対を表明した一部の共和党上院議員が修正案に賛成する意向を示したことから税制改革案の年内成立へ進展が見られたことから買い安心感が広がった。減税による企業業績拡大への期待からハイテク株中心に幅広い銘柄に買いが膨らみ相場を押し上げた。NYダウは前日比143ドル08セント高の24651ドル74セントと反発、ハイテク銘柄中心のナスダック指数も6936.58(+80.06)と反発し、揃って史上最高値を更新した。
NY貴金属
金2月限は1257.5ドル(前日比+0.4)。白金1月限は889.4ドル(前日比+8.2)。金は小幅に3日続伸した。FOMC後の悪材料出尽くしで堅調地合いを維持したものの取引終盤に掛け米税制改革案の年内成立への期待でドル高、株高が進んだことが重石となり上げ幅を縮小した。プラチナはパラジウムに対しての割安感もあり押し目買いで続伸した。
NY原油
原油1月限は57.30(前日比+0.26)。NY原油は小幅に続伸した。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが15日に公表したリグ稼働数が6週間ぶりに減少したことや操業を停止している北海油田のパイプラインの復旧に数週間かかる見通しとなったことが買い材料視された。ガソリン、ヒーティングオイルは反落。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は347.50セント(前日比-1.00)。大豆3月限は978.00(前日比-0.75)。大豆とコーンは続落した。大豆は中国向けの大口輸出成約や仕向け地不明の輸出成約の報告があったものの民間の調査会社が2018年の米国産大豆の作付け見通しを過去最高に引き上げたことやアルゼンチン産地の降雨予測に打ち消され小安く引けた。コーンは新規材料に乏しい中大豆安やテクニカル的な売りに上値が抑えられた。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米12月NY連銀製造業景気指数18.0(予想18.8 前回19.4)
22:30米11月鉱工業生産(前月比)+0.2%(予想+0.3% 前回+1.2%)

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