朝刊:2017/12/20

米税制改革へ期待を背景に買われた流れが一服、NYダウ、ナスダック指数共に3日ぶりの反落

NY為替
この日税制改革法案が米下院で可決されたが為替市場では既に織り込み済みとの見方から反応は限定的となった。そんな中、11月の米住宅関連指標が市場予想を上回る好調な結果となったことから米長期債利回りが上昇したことを受けドルが買われドル円は一時113円台を回復した。ただ、113円台を付けると上値抵抗が強くドル買いが一服となりドル円は112円台後半へ押し戻された。19日のNY為替市場ではドル円相場は前日東京終値より30銭程度円安ドル高の1ドル=112円80銭台半ばで取引を終えた。
NYダウ
19日のNY株式市場ではこれまで米税制改革への期待を背景に買われた流れが一服し利益確定売りが優勢となった。米長期債利回りの上昇でアップルやアルファベット、アマゾン・ドットコムなどのIT/ハイテク関連の大型株が下落し、相場を押し下げた。NYダウは前日比37ドル45セント安の24754ドル75セントと3日ぶりに反落した、ハイテク銘柄中心のナスダック指数も3日ぶりの反落となり6963.85(-30.91)で取引を終了した。
NY貴金属
金2月限は1264.2ドル(前日比-1.3)。白金1月限は914.1ドル(前日比+0.9)。金は5日ぶりに反落した。この日発表された米11月住宅着工件数が予想を上回ったことやドル高と米長期金利の上昇が圧迫要因となり利益確定売りが優勢となった。プラチナは小幅に続伸した。
NY原油
原油1月限は57.46(前日比+0.30)。NY原油は反発した。20日に公表されるEIA週間石油在庫統計で原油在庫が5週連続で減少するとの見方が広がったことやロシアの国営石油大手の幹部が減産に積極的な発言をしたことが好感された。ガソリン、ヒーティングオイルは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は347.50セント(前日比+0.50)。大豆3月限は966.75(前日比-5.75)。大豆は続落、コーンは小反発した。大豆は大口の輸出成約が明らかになったものの反応は鈍くアルゼンチン産地の降雨予測が引き続き弱材料となった。コーンは続落の中、下値警戒感もありアルゼンチン産地の降雨の影響は限定的との見方から買い戻しが優勢となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米11月住宅着工件数(前月比)+3.3%(予想-3.2% 前回+8.4%)
22:30米11月建設許可件数(前月比)-1.4%(予想-3.3% 前回+7.4%)
22:30米7-9月期四半期経常収支-1006億ドル(予想-1160億ドル 前回-1244億ドル)

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