朝刊:2017/12/21

米税制改革案の可決を受け材料出尽くしで利益確定売りが優勢となりNYダウ、ナスダック指数は小反落

NY為替
20日のNY為替市場ではこの日発表された米11月中古住宅販売件数が予想を上回る好調な結果となったことや米税制改革法案が米上下両院で可決され米税制改革の成立が確実となり米長期債利回りが上昇したことを受けドル買いが優勢となりドル円相場は前日比50銭程円安ドル高水準の1ドル=113円40銭前後で取引を終えた。
NYダウ
20日のNY株式市場では米税制改革案が米上下院で可決されたことを受け米税制改革の成立が確実となりこれまで米税制改革の進展への期待で買われた銘柄などが材料出尽くしで利益確定売りが優勢となった。又、米長期金利の上昇でIT/ハイテク株に売り圧力が強まった。一方で原油価格の上昇からエネルギー株が買われ相場を下支えした。NYダウは前日比28ドル10セント安の24726ドル65セント、ハイテク銘柄中心のナスダック指数は6960.96(-2.89)と小反落した。
NY貴金属
金2月限は1269.6ドル(前日比+5.4)。白金1月限は921.5ドル(前日比+7.4)。金は反発した。欧州債利回りの上昇でドル安ユーロ高が進んだことが金の支援材料となった。又、米上下両院で米税制改革案が可決されたが既に織り込み済みと見方から目立った反応は見られなかった。プラチナは5日続伸した。ユーロ高と金の上昇を好感し堅調となった。
NY原油
原油2月限は58.09(前日比+0.53)。NY原油は続伸した。20日にEIAが発表した米週間在庫統計で原油在庫が予想を大幅に上回る減少幅となったことが好感されたことや操業を停止している北海油田のパイプラインの修理に時間が掛かる見通しとなったことから供給逼迫懸念で買われた。ガソリン、ヒーティングオイルはEIAの週間在庫統計で石油製品の在庫の増加が限定的となったことが好感され続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は349.25セント(前日比+1.75)。大豆3月限は964.50(前日比-2.25)。大豆は続落、コーンは続伸した。大豆はアルゼンチンやブラジルなど南米産地での降雨予測が引き続き相場の重石となった。コーンは米小麦産地の寒冷予報で冷害への懸念が広がり小麦が反発したことが支援材料となりクリスマス休暇前の持ち高調整の買いが入った。
今日のニュース
主な経済指標結果
24:00米11月中古住宅販売件数581万件(年率換算)(予想553万件 前回550万件)

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