朝刊:2017/12/22

米税制改革による減税効果への期待でNYダウ、ナスダック指数は3日ぶりの反発

NY為替
21日のNY為替市場ではこの日発表された米7-9月期GDP確定値が下方修正されたことや米10年債利回りの低下を受けドル売りが優勢となった。一方で米株の上昇や日銀政策決定会合の結果を受けドルの下値は固くドル円は狭いレンジの中、113円台前半で推移した。クリスマス休暇を控え手掛かり材料に欠けドル円相場は小幅な値動きとなった。ドル円相場は前日比10銭程円高ドル安水準の1ドル=113円30銭前後で取引を終えた。
NYダウ
21日のNY株式市場では米税制改革法案の成立がほぼ確実となったことで法人減税効果で企業による増配や自社株買いなど株主還元策実施への期待で買われた。原油高でエネルギー株が買われた他金融株も堅調に推移し相場を押し上げた一方でボーイングが1%ほど下落し相場の重石となった。NYダウは一時120ドル以上上昇したものの後半伸び悩み前日比55ドル64セント高の24782ドル29セントと3日ぶりに反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は6965.36(+4.40)と小反発した。
NY貴金属
金2月限は1270.6ドル(前日比+1.0)。白金1月限は919.7ドル(前日比-1.8)。金は小幅に続伸した。ドル安を受けクリスマス休暇前のポジション調整の買い戻しを誘った。プラチナは小反落した。ドル安は支援材料となったもののクリスマス休暇を前に買い戻しが一巡し戻り売り圧力が強まった。
NY原油
原油2月限は58.36(前日比+0.27)。NY原油は小幅に続伸した。米国の原油在庫の減少で世界的な需給バランスの改善への期待が引き続き意識されたことや米税制改革成立で減税効果による景気拡大が原油需要へつながるとの見方から買われた。一方で操業を停止している北海油田のパイプライン運営会社が年明けには操業を開始するとの見通しを示したことが重石となり上値が抑えられた。ガソリン、ヒーティングオイルは4日続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は351.25セント(前日比+2.00)。大豆3月限は959.00(前日比-5.50)。大豆は6日続落、コーンは続伸した。大豆はアルゼンチン産地の降雨予測が引き続き弱材料視されたことや中国が米国産大豆の輸入規格を厳しくすると伝わったことが嫌気された。コーンは産地の冷害被害への懸念で小麦が続伸したことや米農務省(USDA)が発表した輸出成約高が市場予想を上回ったことが好感された。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米7-9月期GDP・確定値(前期比年率)+3.2%(予想+3.3% 前回+3.3%)
22:30米新規失業保険申請件数24.5万件(予想23.3万件 前回22.5万件)
22:30米12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数26.2(予想21.0 前回22.7)
24:00米11月景気先行指標総合指数(前月比)+0.4%(予想+0.4% 前回+1.2%)

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