夕刊:2018/01/05

アジア株高と株価指数先物の上昇に伴う裁定買いに押し上げられ日経平均は大幅続伸

為替
5日の東京為替市場のドル円相場は前日NY終値とほぼ同水準の1ドル=112円70銭台後半で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まったことから円がやや弱含みドル円は112円80銭台へ上昇した。その後日経平均の上昇が一服したことや今晩の米12月雇用統計の発表を控え様子見ムードが広がる中、株高と北朝鮮情勢の緩和からリスク回避の円買い圧力が一先ず後退しドル円は112円80銭前後でのもみ合いで推移した。午後は日経平均が上げ幅を拡大するにつれ円を売る動きが強まりドル円は株式相場終了後に113円台を付けた。15時15分現在、1ドル=113円02銭。
株式(日経平均)
5日の東京株式市場では世界的な株高の流れを引き継ぎリスク選好の動きが継続、日経平均株価は前日比136円67銭高の23643円00銭と続伸して寄り付いた。寄り後は前日の700円超の急騰で過熱感も意識され目先利益確定の売り圧力の強まりで日経平均は伸び悩み上げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比41円45銭高の23547円78銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた後アジア株高を好感した買いや株価指数先物の上昇に伴う値嵩株への裁定買いなどで日経平均は上げ幅を拡大、一段高となった。大引けの日経平均株価は前日比208円20銭高の23714円53銭と大幅続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4780円(前日比+50円)。銀先限帳入値は62.5円(前日+0.8円)。プラチナ先限帳入値は3486円(前日比+59円)。パラジウム先限帳入値は3827円(前日比+59円)東京金は大幅続伸した。NY高を受け買い優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の伸び悩みから利益確定売りを誘い一時上げ幅を縮小したものの為替市場で円安が進んだことから押し目買いを誘い堅調に推移した。プラチナは大幅続伸した。NY高を引き継ぎ買い優勢で寄り付いた後ドル建て現物相場の上昇一服で上値が抑えられたものの金の続伸と円安に支援され上値を試す動きとなった。
石油
原油先限帳入値は44960円(前日比+10円)。ガソリン先限帳入値は61580円(前日比-10円)。灯油先限帳入値は59990円(前日比-110円)。NY原油高を受け小幅高で寄り付いたもののこのところの上昇で高値警戒感もありNY原油夜間取引の弱含みから利益確定売りが膨らみ東京原油は下落に転じた。その後円安が下支えとなり下げ幅を縮小し取引終了間際に小幅高となった。ガソリンと灯油は利益確定売りに押され反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は204.8円(前日比-2.1円)東京ゴムは反落した。上海夜間取引安を受け小安く寄り付いた後手掛かり材料難から方向感が乏しい中、まとまった手仕舞い売りで下げ幅を拡大した。売り一巡後にやや値を戻したものの日中取引の上海ゴムが寄り後上値の重い動きとなったことから東京ゴムは弱もち合いで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22210円(前日比+30円)。大豆先限帳入値は47200円(前日比+310円)。コーンと大豆は続伸した。コーンはシカゴ安を受け売り先行で始まった。寄り後シカゴ夜間取引が底堅く推移しやや強含んだことや円安進行から東京コーンは買い戻され下げ幅を縮小し小幅高に転じた。大豆は薄商いで方向感が定まらない中、シカゴ安にも関わらず47000円を回復して始まった後シカゴ夜間取引高に後押しされ上げ幅を拡大した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米12月非農業部門雇用者数(前月比)(予想19.0万人 前回22.8万人)
22:30米12月失業率(予想4.1% 前回4.1%)
22:30米12月平均時給(前月比)(予想+0.3% 前回+0.2%)
24:00米12月ISM非製造業景況指数(総合)(予想57.6 前回57.4)

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