夕刊:2018/01/09

急速な円高進行で上値が抑えられたものの日経平均は堅調を維持し3日続伸

為替
9日の東京為替市場のドル円相場は前日NY終値とほぼ同水準の1ドル=113円10銭台で取引を開始した。日中取引では日銀が超長期債買い入れオペを減額したことをきっかけに円債利回りが上昇したことを受け円が買われ主要通貨に対し全面高となったことからドル円は112円台半ばへ急落した。午後は日経平均がプラス圏を維持し底堅く推移したことから円高が一服しドル円は112円60銭台でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=112円66銭。
株式(日経平均)
9日の東京株式市場では前日のNY株式市場でハイテク株が買われナスダック指数が史上最高値を更新したことが東京市場では買い安心感に繋がりハイテク株中心に幅広い銘柄に買いを集め日経平均株価は前日比234円44銭高の23948円97銭と大幅続伸して寄り付いた。寄り後に為替市場で円高が加速したことが嫌気されたことに加え年初からの日経平均の大幅上昇で短期的な過熱感が意識され利益確定売りが優勢となり日経平均は急速に上げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比129円17銭高の23843円70銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた後円高が一服したことや他のアジア市場の堅調が下支えとなり日経平均は23800円台半ばで底堅く推移した。大引けの日経平均株価は前日比135円46銭高の23849円99銭と3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4763円(前日比-17円)。銀先限帳入値は61.9円(前日-0.6円)。プラチナ先限帳入値は3486円(前日比変わらず)。パラジウム先限帳入値は3852円(前日比+25円)東京金は6日ぶりに反落した。NY高を受け小幅続伸して始まった。寄り後はドル建て現物相場の軟調や円高に圧迫され下落に転じ下げ幅を拡大した。プラチナは前週末比横ばい。NY高を引き継ぎ買い優勢となり大幅続伸して寄り付いた後ドル建て現物相場の軟調や円高進行などから利益確定売りが膨らみ次第に値を消す展開となり先週末終値付近でのもみ合いとなった。
石油
原油先限帳入値は45000円(前日比+40円)。ガソリン先限帳入値は61270円(前日比-310円)。灯油先限帳入値は59970円(前日比-20円)。東京原油は続伸した。NY原油高と夜間取引高が好感され続伸して寄り付いた後円高が重石となり一時小幅安に転じるも夜間取引の堅調を受け再度プラス圏へ浮上した。灯油とガソリンは石油製品の生産増加による需給の緩みを意識した売りに押され続落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は205.9円(前日比+1.1円)東京ゴムは反発した。先週末の夜間取引終値と同値で寄り付いた後手掛かり材料難となる中、小幅高でもみ合っていたがその後円高進行で上値が抑えられ寄り値近辺で一進一退の小動きで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22190円(前日比-20円)。大豆先限帳入値は47000円(前日比-200円)。コーンは小反落した。コーンはシカゴ安を引き継ぎ反落して始まった。その後薄商いの中シカゴ夜間取引の底堅さから買戻しを誘い下げ幅を縮小した。大豆は反落した。閑散商いで玉次第となる中シカゴ安と円高を嫌気した小口の売りに押された。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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