夕刊:2018/01/10

年初からの株価の急ピッチな上昇や円の高止まりを警戒した売りで日経平均は4日ぶりの反落

為替
10日の東京為替市場のドル円相場は前日NY終値より10銭ほど円安ドル高の1ドル=112円70銭台半ばで取引を開始した。日中取引では前日に日銀が国債買い入れオペを減額したことを受け日銀の量的緩和策の縮小が意識されドル円の上値が抑えられる中、日経平均が伸び悩んだことから円買いドル売りが加速し一時ドル円は112円10銭台まで軟化した。その後ドルを買い戻す動きは見られたものの円が高止まりする中、ドル円は膠着感を強め112円20~30銭前後でもみ合った。15時15分現在、1ドル=112円33銭。
株式(日経平均)
10日の東京株式市場では年初からの株価急騰の反動から利益確定売りがやや優勢となり日経平均株価は前日比17円18銭安の23832円81銭と小反落して寄り付いた。寄り後に為替市場で円高が加速したことを受け東京エレクやソフトバンクなど主力値嵩株の一角が売られ相場を押し下げたことから日経平均は下げ幅を拡大した。一方で米債利回りの上昇で金融株や保険株が買われた他原油高から石油株も堅調に推移し日経平均を下支えした。前引けの日経平均株価は前日比53円54銭安の23796円45銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は円高を嫌気した売りで前引けよりやや下げ幅を拡大して寄り付いた。売り一巡後日経平均は下げ渋りとなり小幅安で推移した。大引けの日経平均株価は前日比61円79銭安の23788円20銭と4日ぶりに反落した。
貴金属
金先限帳入値は4714円(前日比-49円)。銀先限帳入値は61.2円(前日-0.7円)。プラチナ先限帳入値は3450円(前日比-36円)。パラジウム先限帳入値は3800円(前日比-52円)東京金は大幅続落した。NY安とユーロ安が嫌気され売り優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の軟調や円高が圧迫要因となり下げ幅を拡大した。プラチナは大幅反落した。NY安を引き継ぎ小反落して寄り付いた後ドル建て現物相場の軟調や円高を受け利益確定売りに押され下げ幅を拡大し安もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は45500円(前日比+500円)。ガソリン先限帳入値は61660円(前日比+390円)。灯油先限帳入値は60520円(前日比+550円)。東京原油は大幅続伸した。NY原油高に追随する形となり大幅続伸して寄り付いた。その後円高に上値が抑えられ上げ幅をやや縮小するもNY夜間取引高を背景に高値圏を維持し底堅く推移した。灯油とガソリンは原油に連れ高となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は207.4円(前日比+1.5円)東京ゴムは続伸した。上海夜間安を受け東京夜間終値より上げ幅を縮小して寄り付いた。日中取引では手掛かり難で方向感の定め辛い中、日中取引の上海ゴムの動きに連動するかたちで205円~207円前後の狭いレンジ内で小幅な上げ下げを繰り返した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22230円(前日比+40円)。大豆先限帳入値は47040円(前日比+40円)。コーンと大豆は小反発した。コーンはシカゴ高を受け小確りで始まった。その後12日の需給報告を前に商いが手控え気味となる中、小口買いが優勢となり小幅高ながら小動きで推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米12月輸入物価指数(前月比)(予想+0.4% 前回+0.7%)
24:00米11月卸売在庫(前月比)(予想+0.7% 前回-0.5%)

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