夕刊:2018/01/11

米ハイテク株安と円高警戒から輸出関連株や半導体関連株が売られ日経平均は小幅続落

為替
NY時間で前日の日銀の国債買い入れオペの減額や中国が米国債の購入を減額又は停止を勧告したとの報道でドル売りが加速しドル円が111円台前半まで軟化した流れを引継ぎ11日の東京為替市場のドル円相場はNY終値よりやや円高水準の1ドル=111円30銭台で取引を開始した。日中取引ではこの日日銀が実施した中長期国債の買い入れ額が据え置かれたこと受け日銀の量的緩和策の縮小懸念がやや薄れたことから円買いドル売りの流れが一服しドル円は111円60銭前後まで持ち直した。午後は中国当局が米国債購入の縮小又は停止を検討しているとの報道を中国政府が否定したことからドルが買い戻されドル円は111円70~80銭前後の狭いレンジ内でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=111円77銭。
株式(日経平均)
11日の東京株式市場では前日の米株式市場でハイテク株が売られたことや円高進行で輸出関連株や半導体関連株に利益確定売りが優勢となり日経平均株価は前日比131円81銭安の23656円39銭と続落して寄り付いた。寄り後日経平均は一時下げ幅を拡大したものの売り一巡後は円高が一服したことや日銀のETF買い入れの思惑から個人投資家などから押し目買いが入り日経平均は下げ幅を縮小させた。前引けの日経平均株価は前日比80円89銭安の23707円31銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりやや下げ幅を拡大して寄り付いた後日経平均先物にまとまった売りが出たことに伴う裁定解消売りで日経平均は一時下げ幅を拡大したものの取引終盤にかけて機関投資家からの押し目買いが入り前引けの水準まで値を戻した。大引けの日経平均株価は前日比77円77銭安の23710円43銭と小幅に続落した。
貴金属
金先限帳入値は4725円(前日比+11円)。銀先限帳入値は61.2円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3478円(前日比+28円)。パラジウム先限帳入値は3750円(前日比-50円)東京金は反発した。NY高を円高に相殺され売り優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の堅調や円高一服で下げ幅を縮小しプラスに転じ堅調となった。プラチナは大幅反発した。NY高を引き継ぎ反発して寄り付いた後ドル建て現物相場の上昇や円高一服に後押しされ上げ幅を拡大し上値を試す動きとなった。
石油
原油先限帳入値は45220円(前日比-280円)。ガソリン先限帳入値は61530円(前日比-130円)。灯油先限帳入値は60250円(前日比-270円)東京原油は反落した。NY原油高を円高に相殺され利益確定売りが優勢となった。その後NY夜間取引の小幅安から上値が抑えられたものの円高一服で下げ幅は限定的となった。灯油とガソリンは原油に連れ安となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は206.9円(前日比-0.5円)東京ゴムは小幅に反落した。上海夜間小幅高と円高が綱引きとなり東京夜間終値とほぼ同水準で寄り付いた。日中取引では新規の材料不足から手詰まり感が強く、昨日同様205円~207円前後での小幅なレンジ取引となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22250円(前日比+20円)。大豆先限帳入値は46620円(前日比-420円)。コーンは小幅に続伸した。円高を受け小安く始まった。その後は手掛かり難で薄商いが続く中、小口の買い戻しで下げ幅を縮小し小幅高に転じた。大豆はシカゴ安と円高を受け大幅反落して寄り付いた後は動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米12月卸売物価指数・PPI(前月比)(予想+0.2% 前回+0.4%)
22:30米12月卸売物価指数・PPIコア(前月比)(予想+0.2% 前回+0.3%)
22:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想24.5万件 前回25.0万件)

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