夕刊:2018/01/12

NY高とドル安ユーロ高が支援材料となり白金が堅調な動き

為替
NY時間でこの日発表された米12月の消費者物価指数などの経済指標が弱い内容となったことからドルが売られ円高ドル安となった流れを引継ぎ12日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の1ドル=111円20銭台で取引を開始した。日中取引では日経平均が小幅高で寄り付いた後弱含みで推移したことを受け円高ドル安が進みドル円は一時112円前半へ軟化した。その後日経平均の下げが限定的となったことからドル円はやや値を戻し111円20銭台でもみ合う展開となった。15時15分現在、1ドル=111円24銭。
株式(日経平均)
12日の東京株式市場では米株高と円高が綱引きとなり売り買い交錯し日経平均株価は前日比9円23銭高の23719円66銭と小幅高で寄り付いた。寄り後円高進行への警戒で自動車など輸出関連の主力株が利益確定売りで軟調となり日経平均は下落に転じ一時下げ幅を拡大した。一方で好決算を発表したファーストリテイリングが大幅上昇し相場の下支えとなり日経平均の下げは限定的となった。前引けの日経平均株価は前日比12円97銭安の23697円46銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた後一時小幅高に転じる場面もあったもののその後利益確定売りに上値が抑えられ弱含みで推移した。大引けの日経平均株価は前日比56円61銭安の23653円82銭と小幅に3日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4741円(前日比+16円)。銀先限帳入値は61.2円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3530円(前日比+52円)。パラジウム先限帳入値は3743円(前日比-7円)東京金は続伸した。NY高を円高に相殺されやや売り優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の上昇やプラチナの上伸に後押しされ下げ幅を縮小しプラスに転じた後堅調に推移した。プラチナは大幅続伸した。NY高を映し続伸して寄り付いた後ドル建て現物相場の堅調やドル安ユーロ高が支援材料となり上げ幅を拡大し上値追いの動きとなった。又、同じ自動車向け触媒として使われるパラジウムの価格に比べプラチナの割安感が台頭したことも見直し買いを誘った。
石油
原油先限帳入値は44830円(前日比-390円)。ガソリン先限帳入値は61090円(前日比-440円)。灯油先限帳入値は59710円(前日比-540円)東京原油は続落した。円高やNY原油相場の上値の重さが警戒され利益確定売りが優勢となった。その後NY原油夜間取引の軟調が重石となり弱もち合いで推移した。灯油とガソリンは原油に連れ安した。
ゴム
ゴム先限帳入値は210.5円(前日比+3.6円)東京ゴムは反発した。上海夜間取引高を受け買い優勢で寄り付いた後日中取引の上海ゴムが夜間取引終値と同水準で寄り付き堅調に推移したことから東京ゴムも高値圏を維持し底堅い動きとなり年初から続いていたレンジ相場を上抜け昨年末以来の210円台を回復した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22200円(前日比-50円)。大豆先限帳入値は46620円(前日比変わらず)。コーンは反落した。コーンは円高を受け小安く始まった。その後は今晩の需給報告を前に手掛かり難から見送りムードとなり終始動意に欠ける展開。大豆は低調な商いで方向感定まらず目立った動きなし。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米12月消費者物価指数・CPIコア(前月比)(予想+0.2% 前回+0.1%)
22:30米12月消費者物価指数・CPI(前年同月比)(予想+2.1% 前回+2.2%)
22:30米12月消費者物価指数・CPI(前月比)(予想+0.1% 前回+0.4%)
22:30米12月小売売上高(前月比)(予想+0.5% 前回+0.8%)

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