夕刊:2018/01/17

米株式相場の高値波乱と円高への警戒から日経平均は3日ぶりの反落

為替
NY時間で米1月NY連銀製造業景気指数が予想を下回る弱い内容となったことから米10年債利回りが低下したことや米株式市場でNYダウが史上最高値を付けた後下げに転じたことなどからドル売りが強まった流れを受け17日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より50銭程度円高ドル安の1ドル=110円30銭台で取引を開始した。日中取引では日経平均が反落して始まり下げ幅を拡大したことやユーロに対しドル安が進みそれが円買いドル売りに波及したことで一時ドル円は110円20銭前後まで下落した。その後日経平均の下げが一巡したことと国内輸入企業からの実需の円売りドル買いでドル円は切り返し110円70銭近辺へ上昇した。午後に入ると時間外取引の米10年債利回りの上昇を受けドルが買い戻されドル円は110円80銭台へレンジを切り上げた。15時15分現在、1ドル=110円80銭。
株式(日経平均)
17日の東京株式市場では前日のNY株式市場でNYダウが史上最高値を付けた後反落に転じ高値波乱となったことや円高が嫌気され利益確定売りが優勢となり日経平均株価は前日比168円39銭安の23783円42銭と大幅反落して寄り付いた。寄り後日経平均は円高を警戒した売りで下げ幅を拡大し一時200円以上下落する場面もあった。売り一巡後に円高が一服したことを受け来週から本格化する国内企業の4-12月期決算発表への期待で機関投資家からの押し目買いが入り日経平均は下げ渋る展開となり戻り歩調となった。前引けの日経平均株価は前日比103円10銭安の23848円71.銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた後一部値嵩株の下げに上値が抑えられたもののドル円相場の強含みで押し目買いを誘い下げ幅をやや縮小した。大引けの日経平均株価は前日比83円47銭安の23868円34銭と3日ぶりに反落した。
貴金属
金先限帳入値は4741円(前日比-24円)。銀先限帳入値は61.4円(前日比-0.5円)。プラチナ先限帳入値は3540円(前日比+4円)。パラジウム先限帳入値は3792円(前日比-67円)東京金は続落した。円高が圧迫要因となり売り優勢で始まった。寄り後円高一服やドル建て現物相場の堅調から一時下げ幅を縮小したもののその後ドル建て現物相場の伸び悩みから戻りを売られ上値の重い展開となった。プラチナは小幅に反発した。円高と金の下落で小安く寄り付いた後円高一服とユーロ高を背景としたドル建て現物相場の上昇に押し上げられプラス圏に浮上し堅調な動きとなった。午後に入るとドル建て現物相場の上昇一服から戻り売りを浴び上げ幅を縮小した。
石油
原油先限帳入値は44970円(前日比-510円)。ガソリン先限帳入値は61150円(前日比-500円)。灯油先限帳入値は59830円(前日比-500円)東京原油は大幅反落した。NY原油安と円高が重石となり利益確定売りが優勢で始まった。その後NY原油夜間取引が小高く推移したことから一時下げ渋りとなったもののその後NY原油夜間取引がマイナスに転じたことから再度売り直されほぼ安値圏で推移した。灯油とガソリンは原油に連れ安となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は209.5円(前日比-3.4円)東京ゴムは続落した。上海夜間取引が小幅安ながら円高に圧迫され続落して始まった。その後日中取引の上海ゴムの上値の重さが嫌気されやや売り優勢となり下げ幅を拡大し弱含みで推移した。一方で210円割れの水準では押し目を買う動きも見られた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22000円(前日比-60円)。大豆先限帳入値は46400円(前日比-530円)。大豆とコーンは軟調。コーンはシカゴ高を円高に相殺され小高く寄り付いた後小口の売りに押され小幅安に転じた。一方でシカゴ夜間取引の強含みから下値も堅く22000円近辺で膠着感の強い相場となった。大豆は超閑散相場が続く中、円高を嫌気した売りに押され反落して寄り付いた後は動意薄の展開。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:15米12月鉱工業生産(前月比)(予想+0.4 前回+0.2%)
24:00米1月NAHB住宅市場指数(予想72 前回74)
28:00米地区連銀経済報告(ベージュブック)

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