夕刊:2018/01/19

利益確定売りと国内企業の決算発表を期待した押し目買いが綱引きとなり日経平均は3日ぶりに小反発

為替
NY時間で19日に期限切れとなる米暫定予算法案の成立が不透明となり米政府機関の一時閉鎖への懸念からドルが弱含みとなりドル円が111円丁度近辺で取引を終了した流れを受け19日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より10銭ほど円高ドル安の1ドル=111円前半で取引を開始した。日中取引では暫定予算案が米下院で可決されたことからややドル買いが強まりドル円は一時111円20銭前後へ上昇した。その後暫定予算案が米下院では可決されたものの米上院では民主党が暫定予算法案の成立を阻止する姿勢を見せていることから法案成立が不透明との見方が広がり政府機関の一時閉鎖の可能性の高まりでドルの上値が重くなりドル円は111円を挟んで一進一退の動きで推移した。午後は日経平均の上値の重さからドル円はやや軟化し110円80~90銭前後でもみ合う展開となった。15時15分現在、1ドル=110円85銭。
株式(日経平均)
19日の東京株式市場では前日米株式相場は反落したものの前日の下げの反動から押し目買いが優勢となり日経平均は前日比90円74銭高の23854円11銭と反発して寄り付いた。寄り後買いが一巡した後は利益確定売りに上値が抑えられ日経平均は次第に上げ幅を縮小した一方で金融株の堅調が下支えした他これから本格化する国内企業の決算発表への期待も強く下値では個人投資家からの押し目買いも入り日経平均は小幅高ながらプラス圏を維持し底堅く推移した。前引けの日経平均株価は前日比73円47銭高の23836円84銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けより安く寄り付いた後株価指数先物が売られ先物に絡んだ裁定売りで値嵩株の一角が下げ幅を広げたことから日経平均は一時マイナスに転じた。売り一巡後に日経平均は押し目買いで下げ渋りとなりプラス圏へ再浮上し小動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比44円69銭高の23808円06銭と3日ぶりに小反発した。
貴金属
金先限帳入値は4736円(前日比-3円)。銀先限帳入値は60.9円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3564円(前日比+9円)。パラジウム先限帳入値は3799円(前日比-31円)東京金は小幅に4日続落した。NY安と円高を受け売り優勢で始まった。寄り後円高が重石となり一時下げ幅を拡大したもののその後円高が一服しドル建て現物相場の堅調で買い戻され下げ幅を縮小した。プラチナは3日続伸した。NYの底堅さを反映し続伸して始まった。寄り後円高を嫌気した売りに押され小幅安に転じる場面もあったがその後円高一服やドル建て現物相場の上昇で押し目買いが入り再度プラス圏へ浮上し堅調な動きとなった。
石油
原油先限帳入値は44600円(前日比-660円)。ガソリン先限帳入値は60730円(前日比-820円)。灯油先限帳入値は59700円(前日比-610円)東京原油は大幅反落した。NY原油の上値の重さが嫌気されたことや円高に圧迫され反落して始まった。寄り後NY原油夜間取引が下落したことから利益確定売りが加速し下げ幅を拡大、軟調に推移した。灯油とガソリンは原油安を嫌気した売りに押され反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は209.2円(前日比-2.8円)東京ゴムは反落した。上海夜間取引安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。その後日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を拡大するにつれ売りが加速し下げ幅を拡大した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22360円(前日比+40円)。大豆先限帳入値は46550円(前日比+80円)。コーンと大豆は小幅続伸。コーンはシカゴ安を受け小安く寄り付いた後前日に比べ出来高が低調となる中、週末を控えた持ち高調整中心の商いで方向感に乏しい展開となった。大豆はシカゴ高を受け続伸して始まった後円高が嫌気され一時下げに転じたものの取引終了間際に小口買いが入り小幅高となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
24:00米1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(予想97.0 前回95.9)

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