夕刊:2018/01/23

日銀が金融政策の現状維持を決めたことやNY株高とアジア株高を背景に買い安心感が広がり日経平均は大幅続伸

為替
NY時間で民主党と共和党との調整が難航していた米暫定予算案が米上院で可決される見込みとなり政府機関の閉鎖が長期化するリスクが後退したことを受けドル買いが強まり円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ23日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より20銭近く円安ドル高の1ドル=110円90銭台後半で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まり上げ幅を拡大したことからやや円安が進みドル円は111円前半へ小幅に上昇したものの日銀金融政策決定会合の結果公表を午後に控え株高を意識したドル買いは限定的となりドル円は110円90銭後半で小幅な値動きで推移した。午後に入り日銀金融政策決定会合の結果が公表され物価に対して「下振れリスクが大きい」との認識を示したことやデパーリング観測を打ち消さなかったことから円買いドル売りが強まりドル円は一時110円50銭台半ばまで軟化した。その後円高が一服しドル円はやや値を戻し110円80銭前後でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=110円78銭。
株式(日経平均)
前日のNY株式市場でNYダウ、ナスダック指数共に大幅上昇し揃って史上最高値を更新したことを好感し23日の東京株式市場では買い安心感が広がり日経平均株価は前日比108円07銭高の23924円40銭と続伸して寄り付いた。寄り後は他のアジア株が総じて高く始まったことや夜間取引の米株価指数先物が上げ幅を拡大したことなどから東京市場でも金融株や半導体関連株、電機・電子部品株など幅広い銘柄に外人投資家中心に買いが膨らみ日経平均は上げ幅を拡大し、3日ぶりに24000円台に乗せた。前引けの日経平均株価は前日比221円53銭高の24037円86銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は昼休み時間中に為替市場で急に円高にブレたことで前引けより上げ幅をやや縮小して寄り付いた。その後円高が一服したことや日銀が金融政策の現状維持を決めたことなどが好感され外人投資家などからの買いが継続し日経平均はじり高基調を辿り300円超の上げ幅となった。大引けの日経平均株価は前日比307円82銭高の24124円15銭と大幅続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4747円(前日比+13円)。銀先限帳入値は60.8円(前日比+0.1円)。プラチナ先限帳入値は3539円(前日比-64円)。パラジウム先限帳入値は3780円(前日比-22円)東京金は6日ぶりに反発した。ドル建て現物相場の上昇や円安を受け買い優勢で始まった後ドル建て現物相場の堅調から一時上げ幅を拡大したもののその後円安一服で戻りを売られ伸び悩みとなった。プラチナは5日ぶりに反落した。NY安を引き継ぎ利益確定売りが優勢で始まった。寄り後ドル建て現物相場の下げが一服したことや円安で下げ渋りとなったもののその後円高ユーロ安で売り直され下げ幅を拡大、安値圏で推移した。
石油
原油先限帳入値は45120円(前日比+360円)。ガソリン先限帳入値は61300円(前日比+340円)。灯油先限帳入値は60270円(前日比+270円)東京原油は続伸した。NY原油高と円安を受け続伸して寄り付いた。寄り後NY原油夜間取引の上伸を好感した買いで上げ幅を拡大し堅調な動きとなった。灯油とガソリンも続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は206.6円(前日比-2.6円)東京ゴムは反落した。円安を受け買いがやや優勢となり東京夜間取引終値より高く寄り付いた。その後日中取引の上海ゴムが夜間取引からの下げ幅を拡大し節目の14000元を割り込んだことから売りが加速しじり安基調を辿り軟調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22430円(前日比-90円)。大豆先限帳入値は46550円(前日比-240円)。コーンと大豆は4日ぶりに反落した。コーンは小高く寄り付いた後円安に支援され一時上げ幅を拡大するもその後シカゴ夜間取引安を嫌った売りや高値警戒感からの利益確定売りで次第に値を消す展開となった。大豆は前日と同様にシカゴ高には反応が薄く小口の売り物で安寄りした後は動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
24:00米1月リッチモンド連銀製造業指数(予想19 前回20)

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