夕刊:2018/01/24

急激な円高を警戒した売りに押され日経平均は大幅反落

為替
NY時間で米長期金利が低下したことやトランプ政権の保護主義的な貿易政策への警戒でドル売りが強まり円高ドル安が進んだ流れを引継ぎ24日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より60銭近く円高ドル安の1ドル=110円20銭台後半で取引を開始した。日中取引ではドルが対主要通貨に対し弱含んだことからドルが全面安となり円高ドル安の流れが継続した。途中日経平均の下げ渋りや国内輸入業者からの実需のドル買いでドル円は反転する場面もあったもののその後日経平均が下げ幅を拡大するにつれドル売りが強まりドル円は110円を割り込み109円90銭前後へ下落した。午後に入っても円買いドル売りの流れは継続しドル円は一時109円80前後まで軟化した。取引終盤にかけて日経平均が下げ渋ったことで円高ドル安が一服しドル円は109円90銭台後半まで値を戻した。15時15分現在、1ドル=109円89銭。
株式(日経平均)
24日の東京株式市場では外国為替市場での急激な円高進行が警戒され輸出関連株中心に売りが優勢となり日経平均株価は前日比97円72銭安の24026円43銭と反落して寄り付いた。寄り後は為替の影響を受け難い不動産株などが買われ日経平均を下支えしたものの米長期金利の低下から日米金利差縮小が意識され金融株が下げ幅を拡大したほか更なる円高進行で輸出関連株が利益確定売りに押され軟調に推移したことで日経平均はじり安基調を辿り24000円の大台を割り込んだ。前引けの日経平均株価は前日比135円07銭安の23989円08銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた後も円高ドル安を警戒した売りが加速し日経平均は一段安となった。大引けの日経平均株価は前日比183円37銭安の23940円78銭と大幅反落した。
貴金属
金先限帳入値は4731円(前日比-16円)。銀先限帳入値は60.5円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3546円(前日比+7円)。パラジウム先限帳入値は3741円(前日比-39円)東京金は反落した。NY金は反発したものの円高に相殺され小幅安で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上げ一服から上値が重くなり円高を嫌気した売りで下げ幅を拡大した。プラチナは反発した。NY高を引き継ぎ買い優勢で始まった。寄り後ドル建て現物相場の伸び悩みや更なる円高進行から利益確定売りに押され次第に上げ幅を削る展開となった。
石油
原油先限帳入値は44980円(前日比-140円)。ガソリン先限帳入値は61130円(前日比-170円)。灯油先限帳入値は60120円(前日比-150円)東京原油は反落した。NY市場引け後にAPIが発表した米週間在庫統計で原油在庫が予想に反し増加したことが嫌気され売り優勢で始まった。寄り後NY原油夜間取引の上昇で一時反発に転じたもののその後の円高進行やNY原油夜間取引の弱含みから戻りを売られマイナスに転じた。灯油とガソリンも反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は204.1円(前日比-2.5円)東京ゴムは続落した。上海ゴム夜間取引安と円高を受け続落して寄り付いた。寄り後に日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を拡大したことや更に円高が進んだことから売りが加速し一時1/5の安値204円を割り込む水準まで売り込まれたがその後上海ゴムが下げ渋り値を戻したことで東京ゴムは下げが一巡し安値圏でのもみ合いとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22320円(前日比-110円)。大豆先限帳入値は46410円(前日比-140円)。コーンと大豆は続落した。コーンはシカゴ安と円高を受け小安く寄り付いた後も円高に上値が抑えられ安もち合いとなった。大豆は人気離散傾向が強まり超閑散相場が続く中、方向感定まらず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
24:00米12月中古住宅販売件数(前月比)(予想-1.9% 前回+5.6%)

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