夕刊:2018/01/25

ドル安進行による海外市況高を手掛かりにゴム以外の商品先物相場は全面高商状

為替
NY時間でムニューシン米財務長官のドル安容認発言を受けドル売りが強まり円高ドル安が加速した流れを引継ぎ25日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より70銭近く円高ドル安の1ドル=109円20銭台で取引を開始した。日中取引では5・10日の国内輸入企業からの実需のドル買いなどでドル円は一時下げ渋り109円台半ばまで切り返す場面もあったものの今晩のECB理事会を控えドラギECB総裁発言などへの警戒でドル買いが一服しドル円の戻りは限定的となった。その後ドル売り圧力が再燃しドル円は109円10銭近辺へ押し戻された。午後に入っても円買いドル売りの流れは継続しドル円は108円台を付けた後安値圏で推移した。15時15分現在、1ドル=108円85銭。
株式(日経平均)
25日の東京株式市場ではムニューシン発言を受け為替市場で急激に円高が進んだことが嫌気され輸出関連の主力株中心に売りが優勢となり日経平均株価は前日比190円13銭安の23750円65銭と続落して寄り付いた。寄り後日経平均は株価指数先物売りに連動するかたちで下げ幅を拡大した後円高が一服したことを受け為替リスクの少ない内需株や資源関連株などが買われ日経平均は一時下げ幅を縮小した。その後為替市場で再度円高が進んだことから現物株の戻り売り圧力が強まり日経平均はじり安基調を強めた。前引けの日経平均株価は前日比217円18銭安の23723円60銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた後も円高に上値が抑えられ日経平均は下げ幅を拡大し安値圏で推移した。大引けの日経平均株価は前日比271円29銭安の23669円49銭と大幅続落した。
貴金属
金先限帳入値は4762円(前日比+31円)。銀先限帳入値は61.7円(前日比+1.2円)。プラチナ先限帳入値は3575円(前日比+29円)。パラジウム先限帳入値は3776円(前日比+35円)東京金は大幅反発した。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル安ユーロ高を背景にドル建て現物相場が上伸したことから東京金もじり高基調となり上値を追う動きとなった。プラチナは続伸した。NY高を引き継ぎ買い優勢で始まった。寄り後ドル建て現物相場の堅調や金の上昇に押し上げられ上げ幅を拡大した。
石油
原油先限帳入値は45000円(前日比+20円)。ガソリン先限帳入値は61300円(前日比+170円)。灯油先限帳入値は60130円(前日比+10円)東京原油は小反発した。EIAが発表した週間在庫統計を手掛かりにNY原油高となった流れを映し買い優勢で始まった。寄り後円高が重石となり上値が重かったもののNY原油夜間取引の一段高を受け堅調に推移した。灯油とガソリンも反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は203.7円(前日比-0.4円)東京ゴムは小幅に続落した。上海ゴム夜間取引安と円高を受け続落して寄り付いた。寄り後日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を縮小し上昇に転じたことから東京ゴムも下げ渋りから一時プラス圏へ浮上した。その後円高と上海ゴムの伸び悩みで戻りを売られ前日終値より小安い水準でのもみ合いで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22340円(前日比+20円)。大豆先限帳入値は46410円(前日比変わらず)。コーンは小反発した。コーンはシカゴの急反発を受け買い先行で寄り付いた。寄り後は出来高低調の中、円高が重石となり上げ幅縮小するもプラス圏を維持し底堅く推移した。大豆は日中取引の商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30欧ドラギECB総裁定例記者会見
24:00米12月新築住宅販売件数(前月比)(予想-7.9% 前回+17.5%)
24:00米12月景気先行指標総合指数(前月比)(予想+0.5% 前回+0.4%)

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