夕刊:2018/01/30

米株安や円の高止まりを受け投資家心理が悪化し日経平均は大幅続落

為替
NY時間で米10年債利回りが上昇したことを受けドルが買われ円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ30日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より20銭ほど円安ドル高の1ドル=109円近辺で取引を開始した。日中取引では日経平均が続落して始まり下げ幅を拡大したことから円が下げ渋りドル円は一時108円80銭前後へ軟化した。その後時間外取引の米10年債利回りが上昇傾向を強めたことで円売りドル買いが進みドル円は109円台を回復した。午後は日経平均が一段安したことからリスク回避の円買いの動きが強まりドル円は108円60銭台後半まで押し戻された。その後ドル円はやや持ち直したものの上値が重く安値圏でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=108円62銭。
株式(日経平均)
30日の東京株式市場では前日の米株安や円の高止まりを受け投資家心理が悪化し売り先行で始まり日経平均株価は前日比70円01銭安の23559円33銭と続落して寄り付いた。寄り後に円高が一服したことから一時日経平均は下げ渋りとなったもののその後主力値嵩株の一角が売り直され下げ幅を拡大した。前日のNY株式市場でiPhone Xの減産報道でアップル株が急落したことから東京株式市場でも村田製やソニーなどのアップル関連銘柄が連想売りで軒並み下落し相場を押し下げたほかナスダック安でハイテク関連の値嵩株にも売りが膨らんだ。前引けの日経平均株価は前日比152円08銭安の23477円26銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けより下げ幅を拡大して寄り付いた後前場に日経平均が節目の23500円を割り込んだことから目先調整局面との見方が広がり機関投資家や個人からの損失覚悟の売りが膨らみ日経平均は一段安300円超の下げ幅となった。大引け時点の業種別指数は33業種中全てがマイナスとなり全面安商状。大引けの日経平均株価は前日比337円37銭安の23291円97銭と大幅続落した。
貴金属
金先限帳入値は4655円(前日比-53円)。銀先限帳入値は59.9円(前日比-0.8円)。プラチナ先限帳入値は3478円(前日比-48円)。パラジウム先限帳入値は3675円(前日比-33円)東京金は大幅続落した。NY安を引き継ぎ売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の下落で地合いを緩め下げ幅を拡大し軟調となった。プラチナも大幅続落した。NY安とユーロ安を受け売り優勢で始まった。その後はドル建て現物相場の軟調や円高が圧迫要因となり下げ幅を拡大し一段安した。
石油
原油先限帳入値は43800円(前日比-1000円)。ガソリン先限帳入値は59860円(前日比-1330円)。灯油先限帳入値は58830円(前日比-1330円)東京原油は大幅反落した。NY安とドル高が重石となり反落して寄り付いた。寄り後は円高やNY原油夜間取引の一段安を嫌気した売りに下押されじり安基調を強め一段安となった。灯油とガソリンは原油につれ安となり急落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は195.5円(前日比-2.6円)東京ゴムは続落した。夜間取引の上海ゴム相場が小動きとなった中、円高一服で前日とほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は円の弱含みや日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を縮小したことから押し目買いが入り一時200円を回復したものの買い一巡後は新規の材料難で買いが続かず伸び悩みとなり下落に転じ弱含みとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22390円(前日比変わらず)。大豆先限帳入値は46430円(前日比変わらず)。コーンは前日比横ばい、大豆は日中取引での商い成立せず。コーンはシカゴ高を映し小高く寄り付いた後薄商いで盛り上がりに欠ける中、シカゴ夜間取引の底堅さから下値も固く前日終値近辺での小動きで推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米11月ケース・シラー住宅価格指数(前年同期比)(予想+6.3% 前回+6.4%)
24:00米1月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(予想123.0 前回122.1)
※米連邦公開市場委員会(FOMC)1/30~1/31

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