夕刊:2018/01/31

円高一服とドル建て現物相場の堅調から押し目買いを誘い金、白金が4日ぶりの反発

為替
NY時間でムニューシン米財務長官発言などを受けドル安が一服した流れを引継ぎ31日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より20銭ほど円安ドル高の1ドル=108円80銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が反落して始まった後下げ幅を縮小したことや時間外取引の米10年債利回りが高値圏を維持して推移したことからドルが買われドル円は一時109円台へ上昇する場面も見られたがその後日本時間午前11時から始まるトランプ大統領の一般教書演説の内容を見極めたいとの思惑から様子見となりドル円は108円80銭台後半での小動きで推移した。午後はトランプ大統領の一般教書演説の内容に目立ったサプライズは無かったことでドル円も108円台後半の狭いレンジ内でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=108円68銭。
株式(日経平均)
31日の東京株式市場では米長期金利の上昇や世界的な株安が警戒され投資家のリスク回避姿勢の強まりで売り先行で始まり日経平均株価は前日比86円74銭安の23205円23銭と続落して寄り付いた。寄り後日経平均は一時下げ幅を拡大したもののこのところの急落で好決算を発表した銘柄中心に値ごろ感からの押し目買いが入り日経平均は下げ幅を縮小し小幅高に転じる場面もあった。その後は国内企業の好決算期待を背景に押し目買い意欲は強いものの上値を積極的に買う動きは限られ日経平均は前日終値を挟んで小幅な値動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比24円75銭安の23477円26銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は小幅高で寄り付いた後GLOBEXのNYダウ先物の上昇を好感し一時上げ幅が拡大するも戻り売り圧力に跳ね返され再度マイナス圏へ沈み下げ基調を強めた。大引けの日経平均株価は前日比193円68銭安の23098円29銭と大幅に6日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4682円(前日比+27円)。銀先限帳入値は60.3円(前日比+0.4円)。プラチナ先限帳入値は3500円(前日比+22円)。パラジウム先限帳入値は3632円(前日比-43円)東京金は4日ぶりに反発した。NY金は続落したもののドル建て現物相場の上昇を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は円高一服とドル建て現物相場の上昇を好感した買いで上げ幅を拡大し堅調な動きとなった。プラチナも4日ぶりに反発した。円高一服を受け小反発して寄り付いた。その後はドル建て現物相場が底堅く推移したことや金の堅調から地合いが引き締まり上値を試す動きとなった。
石油
原油先限帳入値は43470円(前日比-330円)。ガソリン先限帳入値は59570円(前日比-290円)。灯油先限帳入値は58580円(前日比-250円)東京原油は続落した。NY安を受け続落して寄り付いた。寄り後はNY引け後にAPIが発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が増加したことを嫌気しNY原油夜間取引が一段安となったことから東京原油にも売りが波及し一時下げ幅を拡大させるなど軟調な動きとなった。灯油とガソリンは続落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は192.9円(前日比-2.6円)東京ゴムは3日続落した。夜間取引の上海ゴム相場が急落したことを受け売り優勢で寄り付いた。寄り後日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を拡大し節目の13000元を割れたことから下げが加速し昨年11月以来の安値となる191.3円を付けた。その後上海ゴムが切り返し13000元を回復すると東京ゴムも戻り歩調となったものの上海ゴムの戻りの鈍さから戻りも限定的となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22460円(前日比+70円)。大豆先限帳入値は46430円(前日比変わらず)。コーンは続伸し、大豆は日中取引の商いが成立せず。コーンはシカゴ高を映し買い優勢で寄り付いた後シカゴ夜間取引の小幅高で小口買いを誘いやや上げ幅を拡大し底堅く推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:15米1月ADP雇用統計(前月比)(予想18.5万人 前回25.0万人)
22:30米10-12月期雇用コスト指数(前月比)(予想+0.6% 前回+0.7%)
23:45米1月シカゴ購買部協会景気指数(予想64.0 前回67.8)
24:00米12月住宅販売保留指数(前月比)(予想+0.5% 前回+0.2%)
※米連邦公開市場委員会(FOMC)1/30~1/31

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