夕刊:2018/02/02

米長期金利の上昇を受け株式市場からの資金流出懸念で売られ日経平均は大幅反落

為替
2日の東京為替市場のドル円相場は今晩の米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まる中前日東京終値とほぼ同水準の1ドル=109円40銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が反落して始まり下げ幅を拡大したものの為替相場への反応は鈍くドル円は109円台前半での小動きで推移した。その後時間外の米10年債利回りの上昇や日銀による国債指し値オペの実施を受け日米金利差拡大が意識され円売りドル買いの流れが強まりドル円は109円60銭台後半へじり高となった。15時15分現在、1ドル=109円72銭。
株式(日経平均)
2日の東京株式市場では米長期金利の上昇を受け株式市場からの資金流出が懸念され利益確定売りが優勢となり日経平均株価は前日比124円44銭安の23361円67銭と反落して寄り付いた。寄り後も前日のNY株式市場でハイテク株が売られナスダック指数が反落したことを映し東京株式市場でも京セラや東京エレクなどの半導体関連の値嵩株などが軒並み下落し相場を押し下げ日経平均は一段安となり一時360円超の下げ幅となった。前引けの日経平均株価は前日比304円77銭安の23181円34銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりやや値を戻して寄り付いた後日銀のETF買い付けを期待した押し目買いで下げ渋る展開となり徐々に下げ幅を縮小した。大引けの日経平均株価は前日比211円58銭安の23274円53銭と大幅反落した。
貴金属
金先限帳入値は4737円(前日比+23円)。銀先限帳入値は60.7円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3529円(前日比+31円)。パラジウム先限帳入値は3590円(前日比+40円)東京金は3日続伸した。NY高を映し買い優勢で寄り付いた。寄り後は円安とドル建て現物相場の堅調に支えられ底堅い動きとなりほぼ高値圏で推移した。プラチナは大幅反発した。NY高を受け買い優勢で始まった。その後はドル建て現物相場の上昇一服から上げ幅をやや縮小したもののドル安ユーロ高を背景に下値も堅く高もち合いで推移した。
石油
原油先限帳入値は44720円(前日比+720円)。ガソリン先限帳入値は61290円(前日比+920円)。灯油先限帳入値は60050円(前日比+720円)東京原油は堅調。NY高を手掛かりに買い先行で寄り付いた。寄り後は円安とNY原油夜間取引の続伸で地合いが引き締しまり上値を追う動きとなった。灯油とガソリンは原油高を映し続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は196.9円(前日比+3.4円)東京ゴムは続伸した。上海ゴム夜間取引安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を縮小したことや原油高で東京ゴムにも週末の持ち高調整の買戻しや押し目買いが入りプラス圏へ浮上し堅調な動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22640円(前日比+30円)。大豆先限帳入値は46530円(前日比+100円)。コーンは小幅に続伸し、大豆は高寄り後上げ幅縮小。コーンは前日のシカゴ高にも反応が鈍く小安く寄り付いた後薄商いで玉次第となる中、円安進行で小口の押し目買いを誘い小幅高に転じた。大豆は4日ぶりに日中取引の商いが成立し夜間取引終値と同値で寄り付いた。その後シカゴ夜間取引の軟調から上げ幅を縮小した後は動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米1月失業率(予想4.1% 前回4.1%)
22:30米1月非農業部門雇用者数(前月比)(予想+18.0万人 前回+14.8万人)
22:30米1月平均時給(前月比)(予想+0.2% 前回+0.3%)
24:00米1月ミシガン大学消費者態度指数・確報値(予想95.0 前回94.4)
24:00米12月製造業新規受注(前月比)(予想+1.5% 前回+1.3%)

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