夕刊:2018/02/09

前日の米株式相場急落を受け円高進みリスク回避の売りが加速し日経平均は大幅反落

為替
NY時間で米株式相場の急落でリスク回避の円買いが強まり円高ドル安が進んだ流れを映し9日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より1円程度円高ドル安の1ドル=108円60銭前後で取引を開始した。日中取引では日銀による国債買いオペや日経平均の下げ幅縮小で円高が一服しドル円は109円近辺へ強含んだ。その後日経平均の伸び悩みで円が下げ止まりドル円は上値の重い動きとなり108円90銭前後でのもみ合いとなった。午後は日経平均の底堅さを背景にドル円は一時109円台に乗せる動きとなったものの東京市場の3連休を控え世界的な株安継続によるリスク回避の円買いへの警戒は根強くドル円は伸び悩み109円近辺での小幅なレンジ内でもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=109円00銭。
株式(日経平均)
前日の米株式相場の急落や円高が嫌気され9日の東京株式市場では幅広い銘柄にリスク回避の売りが優勢となり日経平均株価は前日比383円12銭安の21507円74銭と急反落して寄り付いた。寄り後日経平均は750円以上下落する場面もあった。売り一巡後に円高が一服したことを受け日経平均は戻り歩調となり下げ幅を縮小したもののその後戻りの鈍さを嫌気した売りに下押され日経平均は前引けにかけて再度下落幅を拡大した。前引けの日経平均株価は前日比705円10銭安の21185円76銭で前場の取引を終了した。後場はGLOBEXのNYダウ先物がプラスに転じ24000ドル台を回復したことが好感されやや買いが優勢で始まり日経平均は前引けより下げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後NYダウ先物の上昇を背景に今晩の米株安への警戒が和らいだことから日経平均は一時下げ幅を縮小させる動きを見せたものの明日からの3連休を控え連休中のリスクを避ける為新規に持ち高を増やす動きは限られ日経平均は本日の安値圏でもみ合う動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比508円24銭安の21382円62銭と大幅反落した。
貴金属
金先限帳入値は4608円(前日比-9円)。銀先限帳入値は57.8円(前日比+0.3円)。プラチナ先限帳入値は3406円(前日比-39円)。パラジウム先限帳入値は3340円(前日比-63円)東京金は5日続落した。前日のNY金は反発したものの円高に相殺され東京金は売りが優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の戻りが売られたことから節目の4600円を一時割り込んだもののその後円高一服で下げ渋りとなりやや下げ幅を縮小し小動きとなった。プラチナは5日続落した。NY安と円高、株安に圧迫され売り優勢で始まった。その後ドル建て現物相場の堅調や円高一服が下支えとなり下げ幅を縮小し寄り値をやや上回る水準でのもみ合いで推移した。
石油
原油先限帳入値は40820円(前日比-920円)。ガソリン先限帳入値は57530円(前日比-950円)。灯油先限帳入値は55850円(前日比-1040円)東京原油は大幅続落した。NY原油の続落を嫌気し売り優勢となり大幅続落して寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引の一段安で一時下げ幅を拡大した。その後円高一服や日経平均の下げ一服から下げ渋りとなり修正高狙いの買戻しや押し目買いなどで下げ幅が縮小傾向となった。灯油とガソリンも大幅続落。
ゴム
ゴム先限帳入値は189.2円(前日比-3.1円)東京ゴムは続落した。東京夜間取引小幅高を円高、株安に相殺され売り優勢で寄り付いた。寄り後は日経平均の大幅続落を嫌気した売りに押され一時昨年11月に付けた直近の安値187.8円に面合わせした。その後日中取引の上海ゴムがプラスに転じたことで買い戻され下げ幅を縮小した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22480円(前日比-50円)。大豆先限帳入値は46260円(前日比-150)。コーンは続落し、大豆は反落した。コーンはシカゴ高を円高に相殺され小幅安で寄り付いた。寄り後は東京市場3連休を控え様子見となり週末の玉整理のための小口商い中心で小幅な値動きとなった。大豆の日中取引は商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
なし

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