夕刊:2018/02/15

外国為替市場でのドル安進行による海外商品相場の堅調を背景に商品先物市場は全面高商状

為替
NY時間で米株式相場や米債券利回りの上昇によるドル高への反応は限定的となった一方で米1月小売売上高が低調だったことを手掛かりにドル売りの流れが強まり円高ドル安となった流れを引継ぎ15日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より40銭ほど円高ドル安の1ドル=106円80銭前後で取引を開始した。日中取引の序盤にドル円は106円40銭前後まで円高が進んだ後は日経平均の反発や米長期金利の上昇を背景に円高が一服しドル円は106円台後半まで強含んだ。その後麻生財務大臣の現行水準の円高を容認する発言を受け再度円買いドル売りの流れが強まりドル円は106円30銭近辺まで軟化した。午後は株式相場の底堅さを受け円高が一服しドル円は106円台半ばまで値を戻した後は小幅な値動きとなった。15時15分現在、1ドル=106円50銭。
株式(日経平均)
VIX指数(恐怖指数)の低下を受け前日のNY株式相場が大幅続伸したことを好感し15日の東京株式市場では値嵩の主力株中心に幅広い銘柄へ買い戻しの動きが広がり日経平均株価は前日比229円93銭高の21384円10銭と大幅反発して寄り付いた。寄り後は円高で自動車などの輸出関連株は上値が抑えられたが前日のNY市場で長期金利の上昇を手掛かりに金融株が上昇した流れが東京市場にも波及し銀行や保険株が引き続き買われたことや東京エレクやファナックなど半導体関連株が上昇し相場を押し上げ日経平均は上げ幅を拡大した。前引けの日経平均株価は前日比280円46銭高の21434円63銭で前場の取引を終了した。後場日経平均は前引けよりやや上げ幅を縮小して寄り付いた後相場の落ち着きを期待した株価指数先物買いに押し上げられ日経平均は一時400円超上昇する場面もあったがその後戻り待ちの売りに押され100円程度上げ幅を縮小した。大引けの日経平均株価は前日比310円81銭高の21464円98銭と4日ぶりに大幅反発した。
貴金属
金先限帳入値は4629円(前日比+40円)。銀先限帳入値は58.0円(前日比+0.3円)。プラチナ先限帳入値は3437円(前日比+66円)。パラジウム先限帳入値は3422円(前日比+60円)東京金は8日ぶりに大幅反発した。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は円高が重石となったもののドル建て現物相場の上昇が下支えとなり高値圏で底堅く推移した。又、南アフリカのズマ大統領が辞任したことを受け南アランドがドルに対し急伸したことも金の支援材料となった。プラチナも8日ぶりの大幅反発。NY高を映し急反発して寄り付いた。寄り後も南アランド高やドル安を背景にドル建て現物価格が一段高したことから地合いを引き締め上げ幅を拡大したあと堅調に推移した。
石油
原油先限帳入値は40440円(前日比+1230円)。ガソリン先限帳入値は57070円(前日比+1020円)。灯油先限帳入値は55220円(前日比+980円)東京原油は5日ぶりに大幅反発した。NY原油高を好感し買い優勢で始まった。寄り後は円高に圧迫されつつもNY原油夜間取引の続伸に後押しされ上値を試す動きとなり4桁超の上げ幅となった。灯油とガソリンも原油に連れ高し大幅反発。
ゴム
ゴム先限帳入値は186.0円(前日比+1.7円)東京ゴムは反発した。旧正月の休暇入りで上海ゴムが休場となり手掛かり材料に欠ける中、昨日の急落が下げ過ぎとの見方もあったことや原油など他の商品先物相場の急伸で買い戻しを誘い大幅高で寄り付いた。寄り後は円高進行から戻り売り圧力が強まり値を削る動きとなり上げ幅を縮小した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22410円(前日比+70円)。大豆先限帳入値は48000円(前日比+900円)。コーンは反発し、大豆は大幅続伸した。コーンはシカゴ高を映し小反発して始まった。寄り後は明日の新甫発会を控え商い低調となる中、玉整理の買い戻しで上げ幅を拡大したあとは小動きとなった。大豆はシカゴ高を受け高寄りしたあと小口の買いで一段高となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米1月卸売物価指数(PPI)(前月比)(予想+0.4% 前回0.0%)
22:30米2月NY連銀製造業景気指数(予想18.0 前回17.7)
22:30米2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想21.6 前回22.2)
22:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想22.8万件 前回22.1万件)
23:15米1月鉱工業生産(前月比)(予想+0.2% 前回+0.9%)

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