夕刊:2018/02/16

欧米株高や日米の株価変動率の低下を背景に投資家心理が改善し日経平均が大幅続伸

為替
16日の東京為替市場ではNY時間で円高ドル安が進んだ流れを継続し日本時間の早朝にドル円は106円割れ寸前まで下落した。その後円高が一服しドル円は前日東京終値より30銭ほど円高ドル安の1ドル=106円20銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まったことから円が売られドル円は一時106円30銭台まで水準を切り上げたが株高を意識した円売りドル買いは限られ直ぐにドル円は106円前半へ押し戻された。それ以降もドル円の上値は重く106円前半でのもみ合いとなった。午後は下値抵抗とされた106円をブレイクし損失覚悟の円買いが加速しドル円は一年3ヶ月ぶりの安値となる105円台半ばへ急落した。ドルはユーロなど主要通貨に対しても全面安となった。15時15分現在、1ドル=105円70銭。
株式(日経平均)
NY株式相場が続伸したことや日米の株価変動率の低下を背景に投資家心理が改善し16日の東京株式市場では幅広い銘柄が買い優勢となり日経平均株価は前日比91円01銭高の21555円99銭と続伸して寄り付いた。寄り後は円高による株式への売り圧力はさほど強くなく米長期金利の上昇を手掛かりにみずほなどメガバンクに見直し買いが入ったほか輸出関連のハイテク株などへ買い戻しや押し目買いの動きが広がり日経平均はじり高歩調を辿った。前引けの日経平均株価は前日比234円73銭高の21699円71銭で前場の取引を終了した。後場は昼休み時間中に株価指数先物が買われ寄り付きの現物買いを誘ったことで日経平均は前引けより上げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後も株価指数先物の上昇に伴う現物株への裁定買いで相場が押し上げられ日経平均は一段高となり一時400円超の上げ幅となった。その後為替市場で急速に円高が進んだが株価への影響は限定的となり日経平均は上げ幅を縮小したものの前引けの水準を維持して取引を終了した。大引け時点での業種別株価指数も33業種全てが値上がりし全面高商状。大引けの日経平均株価は前日比255円27銭高の21720円25銭と大幅続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4607円(前日比-22円)。銀先限帳入値は57.6円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3429円(前日比-8円)。パラジウム先限帳入値は3433円(前日比-11円)金とプラチナは反落した。NY安と円高が嫌気され売り優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の上昇で押し目買いを誘い下げ幅を縮小する場面もあったが円高進行で戻りを売られ軟調な動きとなった。プラチナは円高に圧迫され反落して始まった。その後はドル建て現物相場の堅調が下支えし下げ渋りとなるも円高が重石となり弱もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は39770円(前日比-670円)。ガソリン先限帳入値は55930円(前日比-1140円)。灯油先限帳入値は54650円(前日比-570円)東京原油は大幅反落した。NY原油高を円高に相殺され大幅反落して始まった。寄り後は円高が圧迫要因となったほか週明けのNY市場がプレジデントデーで休場となるため前日の大幅反発を受け休み前に利益確定売りや玉整理を急ぐ向きからの売りに押され安値圏での弱いもち合いで推移した。灯油とガソリンも原油に連れ安となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は181.5円(前日比-4.5円)東京ゴムは大幅反落した。円高や東京夜間取引の軟調を受け売りが優勢となり急反落して寄り付いた。寄り後は目立った手掛かり材料も無い中、安値圏でもみ合いを続けていたが午後に円高が加速したことをきっかけに仕掛け的な売りで下げ足を速め節目の180円を割り込んだ。その後買い戻しが入り180円台を回復するも軟調地合いを継続した。
とうもろこし・大豆
コーン新甫帳入値は22530円(前日比-円)。大豆新甫帳入値は48000円(前日比-円)。コーン新甫限はシカゴ小幅高と円高で売り買い交錯し小確りで始まった。寄り後は閑散商いとなり方向感に乏しい動きとなった。大豆新甫限は商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米1月住宅着工件数(前月比)(予想+3.3% 前回-8.2%)
22:30米1月建設許可件数(前月比)(予想0.0% 前回-0.2%)
24:00米2月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(予想95.5 前回95.7)

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