夕刊:2018/02/21

GLOBEXのNYダウ先物安を警戒した売りに下押され日経平均は急速に値を消す展開

為替
NY時間で米10年債利回りの上昇でドルが買われ円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ21日の東京為替市場でのドル円相場は前日比40銭ほど円安ドル高1ドル=107円30銭台で取引を開始した。日中取引では国内輸入企業からの円売りドル買い観測に加え日経平均が寄り後上げ幅を拡大したことに伴い円売りが加速しドル円は107円80銭台へ上昇した。午後は日経平均が下落に転じたことから一時円買いが強まりドル円はやや弱含み107円60銭台まで軟化した。その後直ぐに107円80銭前後まで持ち直した後は小幅なレンジ内でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=107円74銭。
株式(日経平均)
21日の東京株式市場では前日の米株安と円安が綱引きとなり売り買い交錯し日経平均株価は前日比17円32銭高の21942円42銭と小幅に反発して寄り付いた。寄り後は米フィラデルフィア半導体指数の上昇を手掛かりに東エレクやアドバンテストなど値嵩の半導体関連株が買われ相場を押し上げたほか円安進行から輸出関連株中心に買い安心感が広がったことで株価指数先物にも買いが入り裁定取引に絡む現物買いで日経平均は上げ幅を拡大した。前引けの日経平均株価は前日比139円45銭高の22064円55銭で前場の取引を終了した。後場は昼休み時間中に株価指数先物にまとまった買いが入ったことから日経平均は前引けより上げ幅を拡大して寄り付いた。その直後に銀行株が売られたことやGLOBEXのNYダウ先物安を嫌気した株価指数先物売りに押され日経平均は急速に値を消す展開となり一時マイナスに転じた。その後日経平均は個人投資家からの押し目買いで下げ渋り前日終値を挟んで一進一退の動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比45円71銭高の21970円81銭と小幅に反発した。
貴金属
金先限帳入値は4590円(前日比-7円)。銀先限帳入値は56.9円(前日比-0.1円)。プラチナ先限帳入値は3452円(前日比+3円)。パラジウム先限帳入値は3534円(前日比+20円)金は4日続落した。NY金大幅安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の下げ渋りや円安が下支えとなり弱含みながら下げ幅は限定的となった。プラチナは小幅反発した。NY安を円安に相殺され小高く寄り付いた後はドル建て現物相場の軟調で上値が重くなり寄り値近辺での小幅な値動きとなった。
石油
原油先限帳入値は40760円(前日比-120円)。ガソリン先限帳入値は56140円(前日比-220円)。灯油先限帳入値は55560円(前日比-130円)東京原油は3日ぶりに反落した。円安は下支えしたもののNY原油夜間取引の上値の重さから売り買い交錯し小幅安で寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引の一段安を受け売り圧力が強まり下げ幅を拡大した。灯油とガソリンは原油に連れ安した。
ゴム
ゴム先限帳入値は186.0円(前日比+2.2円)東京ゴムは続伸した。円安が好感され買いが優勢となり東京夜間取引終値とほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は明日の上海ゴムの取引再開を前に商いが手控え気味となり動意が薄い中、小幅なレンジ内で底堅く推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22710円(前日比+100円)。大豆先限帳入値は48000円(前日比変わらず)。コーンは3日続伸、大豆は横ばい。コーンは円安が好感され小幅に続伸して寄り付いた。寄り後は強気なテクニカルを背景に買いを誘いやや上げ幅を拡大し堅調に推移した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
24:00米1月中古住宅販売件数(前月比)(予想+0.5% 前回-3.6%)
28:00米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

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