夕刊:2018/02/22

米株式相場の乱高下や円高進行からリスク回避姿勢が強まり日経平均は大幅反落

為替
NY時間でFOMC議事録公表後に米10年債利回りが上昇したことを受けドルが買われ円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ22日の東京為替市場でのドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=107円60銭前後で取引を開始した。日中取引では前日の米株安を受け日経平均が大幅反落して始まり下げ幅を拡大したことでリスク回避の円買いの動きが強まりドル円は一時107円10銭台へ弱含んだ。その後日経平均の下げが一巡しやや値を戻すにつれ円高が一服しドル円は107円30銭台へ持ち直した。午後は新規の材料不足からドル円は方向感が乏しくなり107円30~40銭台の小幅なレンジ取引となった。15時15分現在、1ドル=107円33銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場でNYダウが乱高下した後大幅続落して引けたことから22日の東京株式市場では投資家心理が悪化し日経平均株価は前日比180円93銭安の21789円88銭と大幅反落して寄り付いた。寄り後は為替市場で円高が進んだことやGLOBEXのNYダウ先物の一段安を受けリスク回避姿勢が強まり金融株や輸出関連株などに売りが膨らみ日経平均は一時340円超値下がりした。売り一巡後に日経平均は下げ渋りやや値を戻して引けた。前引けの日経平均株価は前日比258円61銭安の21712円20銭で前場の取引を終了した。前引け時点での業種別指数は33業種全てが値下がりし全面安商状となった。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は日銀のETF買い付け期待が下支えとなり日経平均は下げ渋りとなったものの今晩の米株式相場の動向が気になることから買いの勢いは弱く21700円前後で一進一退の動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比234円37銭安の21736円44銭と大幅に反落した。
貴金属
金先限帳入値は4562円(前日比-28円)。銀先限帳入値は56.9円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3422円(前日比-30円)。パラジウム先限帳入値は3484円(前日比-50円)金は5日続落した。米長期金利の上昇やドル建て現物相場の下落が嫌気され売り優勢で寄り付いた。寄り後は円高進行やドル建て現物相場の軟調が圧迫要因となり下げ幅を拡大した。プラチナは大幅反落した。NY安を受け売り優勢となり反落して寄り付いた。その後は円高や株安を嫌気し売り圧力が強まり一段安となった。
石油
原油先限帳入値は40680円(前日比-80円)。ガソリン先限帳入値は55950円(前日比-190円)。灯油先限帳入値は55440円(前日比-120円)東京原油は続落した。前日終値と同水準で寄り付いた後は円高進行とNY原油夜間取引の軟調を受け下げ幅が拡大し安もち合いとなった。NY市場引け後に発表したAPI米週間在庫統計で原油在庫が増加予想に反し減少したことへの反応は限られた。灯油とガソリンは続落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は185.1円(前日比-0.9円)東京ゴムは反落した。今日から取引が再開される上海ゴム待ちで様子見気分が強く薄商いとなる中、東京夜間取引と同水準で寄り付いた。寄り後は円高が嫌気され弱含みとなった。その後日中取引の上海ゴムが寄り後方向感に乏しい動きとなると東京ゴムは玉次第の中、寄り値を挟んで小幅な値動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22780円(前日比+70円)。大豆先限帳入値は48010円(前日比+10円)。コーンは小幅に4日続伸した。コーンはシカゴ高を受け小幅続伸して寄り付いた。寄り後は強気なテクニカル要因で上げ幅を拡大したもののシカゴ夜間取引の弱含みから小口の利益確定売りを誘い伸び悩みとなった。大豆は人気離散傾向が強まる中シカゴ高を映し小幅高となった .
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想23.0万件 前回23.0万件)

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