夕刊:2018/02/28

パウエルFRB議長発言をきっかけに米株式相場が急落したことを映し日経平均は4日ぶりの大幅反落

為替
NY時間にパウエルFRB議長の議会証言での発言がタカ派的と捉えられ米長期金利が急上昇したこと受けドル買いが加速し円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ28日の東京為替市場でのドル円相場は前日東京終値より50銭ほど円安ドル高水準の1ドル=107円40銭前後で取引を開始した。日中取引ではドル円は一時107円台半ばまで上昇したものの中国の2月のPMIが前月から低下したことや日銀が長期債買い入れオペの減額を発表したことなどから円買いが強まりドル円は107円10銭近辺まで軟化した。その後ドル円の下げが一服し107円20銭前後での小動きで推移した。午後ドル円は日経平均の下げ幅拡大からじり安基調となり107円台前半でのやや弱含みで推移した。15時15分現在、1ドル=107円08銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場でパウエルFRB議長の発言をきっかけに株価が急落したことを映し28日の東京株式市場では主力株中心に利益確定売りが先行し日経平均株価は前日比97円33銭安の22292円53銭と反落して寄り付いた。寄り後は個人投資家などからの押し目買いで日経平均は下げ渋りとなったものの為替がやや円高方向にぶれたこともあり日経平均は上値が重く戻りは限定的となった。前引けの日経平均株価は前日比80円81銭安の22309円05銭で前場の取引を終了した。後場日経平均は先物主導で売りが優勢となり前引けより下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後は他のアジア株式の軟調やGLOBEXのNYダウ先物の弱含みから日経平均は一段安し前場の安値を下回り本日の安値で引けた。大引けの日経平均株価は前日比321円62銭安の22068円24銭と4日ぶりに大幅反落した。
貴金属
金先限帳入値は4526円(前日比-42円)。銀先限帳入値は56.7円(前日比-0.6円)。プラチナ先限帳入値は3376円(前日比-59円)。パラジウム先限帳入値は3573円(前日比-17円)金は大幅続落した。NY安を受け売り優勢で寄り付いた。その後ドル建て現物相場の軟調や円高が圧迫要因となり下げ幅を拡大し本日の安値で引けた。プラチナは大幅続落した。NY安を受け続落して寄り付いた。その後円高が圧迫要因となったことやドル建て現物相場の弱含みや株安で売りが加速し下げ幅を拡大し安値引けとなった。
石油
原油先限帳入値は41380円(前日比-560円)。ガソリン先限帳入値は56820円(前日比-320円)。灯油先限帳入値は57170円(前日比-340円)東京原油は続落した。NY安を受け売り優勢となり続落して寄り付いた。寄り後API米週間石油在庫統計の結果を受けNY原油夜間取引が下落したことからそれを嫌気した売りに押され下げ幅を拡大した。灯油とガソリンは原油につれ安となり反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は193.8円(前日比変わらず)東京ゴムは前日比横ばい。上海ゴム夜間取引安を映し続落して始まった。しかしながら日中取引の上海ゴムが寄り後夜間取引と同水準でもみ合った後に上昇に転じ節目の13000元を上回ったことから東京ゴムは売り方の買戻しや押し目買いを誘い下げ幅を縮小し一時プラスに転じた。その後東京ゴムは取引終盤に円高が進んだことに圧迫され前日比同値で取引を終了した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22930円(前日比+70円)。大豆先限帳入値は48100円(前日比+200円)。コーンは反発した、コーンはシカゴの続伸と円安を背景に買い優勢で寄り付いた。寄り後は円高に上値が抑えられたもののシカゴ夜間取引の底堅い動きに支援され上げ幅をやや拡大し確りした動きとなった。大豆は続伸した。大豆はシカゴ高を受け続伸して寄り付いたあとは薄商いで玉次第となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米10-12期GDP・改定値(前期比年率)(予想+2.5% 前回+2.6%)
23:45米2月シカゴ購買部協会景気指数(予想64.1 前回65.7)
24:00米1月住宅販売保留指数(前月比)(予想+0.5% 前回+0.5%)

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