夕刊:2018/03/05

円高とGLOBEXのNYダウ先物安が嫌気され日経平均は4日続落

為替
前週末のNY市場でトランプ大統領が保護主義的な貿易政策を打ち出したことを懸念しリスク回避の円買いドル売りが継続した流れを引継ぎ5日の東京為替市場でのドル円相場は前週末の東京終値より30銭ほど円高ドル高安水準の1ドル=105円50銭台後半で取引を開始した。日中取引では日経平均が続落して始まったことや時間外取引の米10年債利回りの低下でドル円は上値が重く105円半ばでもみ合う展開となった。午後は日経平均の下げ幅が拡大した一方でドル円は株安への反応は鈍く105円半ばでの膠着相場となった。15時15分現在、1ドル=105円55銭。
株式(日経平均)
5日の東京株式市場では前週末に米株式市場でNYダウが続落したことや円高進行が警戒され海運、鉄鋼株中心に売りが優勢となり日経平均株価は前日比133円83銭安の21047円81銭と続落して寄り付いた。寄り後は個人投資家からの押し目買いで日経平均は一時下げ渋る場面もあったものの戻りは限定的となった。前引けの日経平均株価は前日比138円03銭安の21043円61銭で前場の取引を終了した。後場日経平均は前引けよりやや下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後日銀のETF買い付け期待の買いが入り下げ幅を縮小したもののGLOBEXのNYダウ先物の軟調から指数先物が売られ日経平均は一段安となり節目の21000円を割り込んだ。その後日経平均は持ち直し21000円を回復したものの前日比139円55銭安の21042円09銭と4日続落して引けた。
貴金属
金先限帳入値は4494円(前日比+20円)。銀先限帳入値は56.3円(前日比+0.4円)。プラチナ先限帳入値は3294円(前日比+7円)。パラジウム先限帳入値は3370円(前日比+40円)金は5日ぶりに反発した。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後ドル建て現物相場の上昇から上げ幅を拡大し高値圏で堅調に推移した。又、トランプ大統領の保護主義的な貿易政策への懸念から安全資産としての金へ見直し買いが入ったとの指摘もあった。プラチナも5日ぶりの反発。NY高を円高に相殺され小安く寄り付いた後はドル建て現物相場の堅調を受け反発に転じプラス圏へ浮上した。
石油
原油先限帳入値は39480円(前日比+460円)。ガソリン先限帳入値は54970円(前日比+460円)。灯油先限帳入値は54950円(前日比+150円)東京原油は4日ぶりの反発。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引の上昇を背景に上げ幅を拡大し高もち合いで推移した。灯油とガソリンも原油につれ高となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は193.9円(前日比+2.4円)東京ゴムは反発した。上海ゴム夜間取引高と円高が綱引きとなり小安く寄り付いた後売り方の買戻しと思われるまとまった買いで195.9円まで急反発した。その後戻り売りに押され193円台へ上げ幅を削ったあと日中取引の上海ゴムが寄り後夜間からの上げ幅をやや拡大すると東京ゴムも地合いを引き締め堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22740円(前日比-30円)。大豆先限帳入値は48080円(前日比-440円)。コーンは小幅に続落した、コーンはシカゴ安を受け小幅安で寄り付いた。寄り後は商い低調な中、小口の売り買いが交錯し方向感に乏しい動きとなった。大豆は反落した。大豆は小反落して寄り付いたあとは薄商いで玉次第の中シカゴ夜間安から小口売りを誘い下げ幅を拡大した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
24:00米2月ISM非製造業景況指数(総合)(予想58.9 前回59.9)

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