夕刊:2018/03/06

NYダウの大幅反発と円安を受け投資家心理が改善し日経平均は5日ぶりの大幅反発

為替
NY時間でトランプ大統領の保護貿易政策への懸念がやや後退したことから米株式相場が大幅に反発したことを受けリスク回避の円買いが一服しドル高が進んだ流れを引継ぎ6日の東京為替市場でのドル円相場は前日東京終値より70銭ほど円安ドル高の1ドル=106円20銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が米株高を背景に大幅反発して始まり一段高となったことでやや円売りドル買いが優勢となりドル円は106円40銭台へ上昇した。もっともトランプ大統領の保護貿易政策への懸念が完全には払拭されないこともあってドル円の上値は限定的となった。午後は日経平均の伸び悩みからドル円は上値が重くなり106円台前半へ押し戻され小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=106円20銭。
株式(日経平均)
6日の東京株式市場では前日の米株式市場でトランプ大統領の保護主義的な貿易政策への警戒が和らいだことでNYダウが大幅に反発したことや為替市場で円安が進んだことを受け投資家心理が改善し輸出関連株や石油・石炭株など幅広い銘柄に買いを集め日経平均株価は前日比348円11銭高の21390円20銭と大幅に反発して寄り付いた。寄り後も買いの勢いは止まらず日経平均は一段高となり一時500円超上昇し21500円台を回復する場面もあった。前引けの日経平均株価は前日比445円07銭高の21487円16銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は前場からの堅調地合いを維持したものの短期筋からの利益確定売りに押され上げ幅を縮小した。大引けの日経平均株価は前日比375円67銭高の21417円76銭と5日ぶりに大幅反発して引けた。
貴金属
金先限帳入値は4509円(前日比+15円)。銀先限帳入値は56.2円(前日比-0.1円)。プラチナ先限帳入値は3297円(前日比+3円)。パラジウム先限帳入値は3370円(前日比変わらず)金は続伸した。NY安となったものの円安が下支えし買い優勢で寄り付いた。寄り後ドル建て現物相場の上昇から上げ幅を拡大し堅調に推移した。東京金は1月高値から300円以上下落し先限が4400円台半ばでは下げ渋りの動きがあることで値幅的には調整が完了したとの見方もある。今後は多少上下にぶれながらも下値を固める動きが継続するものと思われる。又、NY金先物が1300ドル台を維持していることや金のETFの残高が増加傾向にあるのも支援材料となろう。プラチナも続伸した。円安に加え金とドル建て現物相場の上昇が下支えとなり小確りで推移した。
石油
原油先限帳入値は40520円(前日比+1040円)。ガソリン先限帳入値は56060円(前日比+1090円)。灯油先限帳入値は55950円(前日比+1000円)東京原油は大幅続伸。NY高と円安を受け買いが優勢となり大幅に続伸して寄り付いた。寄り後もNY原油夜間取引の上昇や円安による割安感からの買いが継続し上値を試す動きとなり一段高となった。又、株高も同じリスク商品の原油には支援材料となった。灯油とガソリンも原油高に連動し4桁超の大幅続伸。
ゴム
ゴム先限帳入値は194.0円(前日比+0.1円)東京ゴムは小幅に続伸した。上海ゴム夜間取引安を映し東京夜間取引の終値より安く寄り付いた後日中取引の上海ゴムが寄り後夜間からの下げ幅を縮小するにつれて東京ゴムも下げ幅を縮小し小幅高に転じた。その後は新規の材料難から上値を買いあがる動きは限られ上海ゴムの伸び悩みから一進一退の動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22870円(前日比+130円)。大豆先限帳入値は48700円(前日比+620円)。コーンは4日ぶりに反発した。コーンはシカゴ高と円安を受け反発して寄り付いた。寄り後は低調商いで動意に欠ける展開となり小動きに推移した。大豆は大幅反発した。大豆はシカゴ高と円安を背景に大幅に反発して寄り付いたあとは商いが成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
24:00米1月製造業新規受注(前月比)(予想-1.2% 前回+1.7%)

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