夕刊:2018/03/13

午後に円安進み輸出関連株や半導体関連株買われ日経平均は4日続伸

為替
NY時間で米10年債利回りの低下を受けドルが弱含み円高ドル安が進んだ流れを引継ぎ13日の東京為替市場でのドル円相場は前日東京終値より30銭ほど円高ドル安の1ドル=106円30銭台で取引を開始した。日中取引で森友問題を巡る国内政治の混乱への警戒で円が買われドル円は一時106円30銭を割り込むなど上値の重い動きとなった。その後は日経平均が下げ幅を縮小したことでドル円の下値も堅く106円30~40銭の小幅なレンジ内で小動きとなった。午後は国内輸入業者からの実需の円売りドル買いが優勢となりドル円は106円半ばへレンジを切り上げ推移した。その後も短期筋からの実需のドル買いやドルの買戻しなどで円安が進みドル円は106円80銭前後へ一段高となった。15時15分現在、1ドル=106円75銭。
株式(日経平均)
前日のNY市場でのNYダウの反落や円高が嫌気され13日の東京株式市場では自動車など輸出関連株や鉄鋼、石油、鉱業株などを中心に売り圧力が強まり日経平均株価は前日比81円58銭安の21742円45銭と反落して寄り付いた。寄り後は前日にNY株式市場でIT/ハイテク株が買われた流れを映し東京市場でも東京エレクやアドバンテストなど半導体関連株の一角に買いが波及し日経平均は下げ幅を縮小し一時プラスに転じる場面もあった。前引けの日経平均株価は前日比34円58銭安の21797円66銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後は為替市場で円安が進み自動車など輸出関連株に見直し目買いが入ったことで日経平均は再びプラス圏に浮上しじり高基調を強めた。大引けの日経平均株価は前日比144円07銭高の21968円10銭と4日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4521円(前日比-4円)。銀先限帳入値は56.7円(前日比-0.1円)。プラチナ先限帳入値は3316円(前日比+1円)。パラジウム先限帳入値は3334円(前日比-51円)金は小幅に反落した。NY安と円高を受け売り優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の伸び悩みで上値が抑えられたものの円高一服が下支えとなり小幅安でのもみ合いで推移した。東京金は先週前半から4500円前後でのもみ合いで推移しているが4500円以下では押し目買い意欲が強く下値不安は徐々に薄れてきている。一方でFOMCを来週に控え上値を試す動きは限定的で少なくとも今週中は4500円台前半で上げ下げを繰り返す動きとなろう。ただ、FOMCでの0.25%の利上げはほぼ織り込み済みで予想通りの結果で終われば不安材料の一つが払拭され4600円を窺う水準まで上昇する可能性があると思われる。プラチナは小幅に続伸した。NY安と円高に圧迫され反落して始まった。寄り後はドル建て現物相場の堅調や円高一服で下げ渋りとなり取引終了間際に小幅高に転じた。
石油
原油先限帳入値は40380円(前日比-310円)。ガソリン先限帳入値は55220円(前日比-230円)。灯油先限帳入値は55600円(前日比+10円)東京原油は反落した。NY原油安と円高が重石となり売り優勢で寄り付いた。寄り後NY原油夜間取引の弱含みから上値が重く安もち合いで推移した。その後為替が円安にぶれたことや株高から戻り歩調となったもののAPIとEIA週間在庫統計の発表を前に積極的な買いを見送る向きも多く戻りは限定的となった。灯油は小幅に続伸し、ガソリンは原油に連れ安した。
ゴム
ゴム先限帳入値は192.3円(前日比-0.4円)東京ゴムは小幅に反落した。円高が嫌気され東京夜間取引の終値を下回る水準で寄り付いた。寄り後日中取引の上海ゴムが小幅のもみ合いで推移したことから東京ゴムも手掛かり難で方向感が乏しくなり前日終値近辺の狭いレンジ内での一進一退の動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23780円(前日比変わらず)。大豆先限帳入値は48550円(前日比-50円)。コーンは前日比横ばい。コーンは円高が圧迫材料となったほか5日続伸した反動もあり利益確定売りが優勢となった。寄り後は円高一服とシカゴ夜間取引の底堅さから押し目を買われ下げ幅を縮小し前日比変わらずとなった。大豆は小反落した。大豆は日中取引では商いが成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米2月消費者物価指数(CPI)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.5%)
21:30米2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.3%)

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