夕刊:2018/03/19

森友問題による安倍内閣の支持率低下を受け投資家心理が冷され日経平均が続落

為替
前週末のNY市場で良好な経済指標を受け株式相場が堅調に推移したことからドルの買戻しが優勢となり円安ドル高が進んだ流れを受け19日の東京為替市場でのドル円相場はNY終値と同水準の1ドル=106円ちょうど近辺で取引を開始した。日中取引では森友学園問題で安倍内閣の支持率が低下したことから安倍政権の先行き不透明感を背景にリスク回避の円買いがやや強まりドル円は105円台後半で弱含んだ。午後は今週前半のG20や米FOMCなど重要イベント待ちで市場全体に様子見ムードが広がりドル円は日経平均の動きに連動するかたちで105円70~90銭前後の小幅なレンジ内でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=105円72銭。
株式(日経平均)
19日の東京株式市場では安倍内閣の支持率低下を受け国内政治への不信感の高まりから投資家心理が冷やされ幅広い銘柄が売り優勢となり日経平均株価は前日比138円61銭安の21537円90銭と続落して寄り付いた。寄り後は日本の政局不安を警戒した海外投資家から主力の電機株などへ持ち高整理の売りが継続し日経平均は一段安となり一時300円超の下げ幅となった。売り一巡後に個人投資家の薬品株などへの押し目買いで日経平均は下げ止まり持ち直す動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比193円29銭安の21483円22銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は日銀のETF買い付け期待を背景に日経平均は一時下げ幅を縮小する場面もあったが買いが続かず弱含みとなった。大引けの日経平均株価は前日比195円61銭安の21480円90銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4439円(前日比-38円)。銀先限帳入値は55.4円(前日比-0.6円)。プラチナ先限帳入値は3212円(前日比-52円)。パラジウム先限帳入値は3349円(前日比-1円)金は大幅に3日続落した。NY安を受け売り優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の軟調や円高が嫌気され一段安となった。20、21日の米FOMCを控えて買い持ちを減らす動きが強く節目の4450円を割り込み軟調な動きで推移した。プラチナも大幅に3日続落した。NY安を受け続落して寄り付いた。寄り後は円高や金の軟調に下押され下げ幅を拡大し安値圏で推移した。
石油
原油先限帳入値は40520円(前日比+310円)。ガソリン先限帳入値は55200円(前日比-10円)。灯油先限帳入値は56540円(前日比+310円)東京原油は続伸した。NY原油高を映し続伸して寄り付いた。寄り後にNY原油夜間取引が弱含んだことや円高、株安で上値が重くなり上げ幅を縮小した。ガソリンは小反落、灯油は続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は191.0円(前日比-0.8円)東京ゴムは小幅に続落した。上海ゴム夜間取引安を嫌気し売り優勢となった。寄り後は手掛かり材料難で商いが盛り上がりに欠ける中、日中取引の上海ゴムの動きを横目で眺めながら上下2円幅の狭いレンジ内での小幅な上げ下げを繰り返した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23120円(前日比-530円)。大豆先限帳入値は47550円(前日比-620円)。コーンと大豆は大幅に反落した。コーンはシカゴ安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引安や円高が嫌気され利益確定売りと手仕舞い売りが膨らみ一段安となった。大豆はシカゴ夜間取引の急落を受け反落して始まった後は薄商いで玉次第の展開。
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