夕刊:2018/03/20

米ハイテク株安が嫌気されIT/ハイテク関連株が売られ日経平均が3日続落

為替
NY時間で20、21日の米FOMCを前にドルを買い戻す動きが強まった流れを引継ぎ20日の東京為替市場でのドル円相場は前日東京終値より30銭ほど円安ドル高の1ドル=106円前後で取引を開始した。日中取引では英国のEU離脱交渉の進展報道やECBの金融政策正常化に向けたECB関係者の発言などを受け対円でユーロが買われ円安ユーロ高が進んだことから円がドルに対しても弱含みドル円は106円台前半へ上昇した。又、今日が5・10日にあたることから国内輸入業者からの実需の円売りドル買いも入りドル円を下支えした。午後は明日の東京市場が休場となることで米FOMCの結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードが強まりドル円は106円台前半での小動きに推移した。15時15分現在、1ドル=106円29銭。
株式(日経平均)
20日の東京株式市場では前日のNY株式市場でフェイスブック株が急落したことで他のハイテク株へも売りが波及しNYダウ、ナスダック共に大幅下落したことを受け投資家のリスク回避姿勢が強まり幅広い銘柄が売り優勢となった。日経平均株価は前日比182円92銭安の21297円98銭と大幅続落して寄り付いた。寄り後は米ハイテク株安を映し東京市場でも東京エレク、ソフトバンクなどのIT/ハイテク関連株中心に大きく値下がりし日経平均は一時250円超下落した。その後円安を受け下げが一巡した後は銀行や証券など3月決算の高配当銘柄中心に配当狙いの買いが入り日経平均は下げ渋りやや値を戻した。しかしながら戻りは一時的で上値の重い動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比211円97銭安の21268円93銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は日銀のETF買い付け期待が下支えとなり日経平均は下げ渋り下げ幅を縮小した。大引けの日経平均株価は前日比99円93銭安の21380円97銭と3日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4487円(前日比+48円)。銀先限帳入値は56.0円(前日比+0.6円)。プラチナ先限帳入値は3264円(前日比+52円)。パラジウム先限帳入値は3356円(前日比+7円)金は4日ぶりに大幅反発した。NY高と円安ユーロ高を受け買い優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の上昇一服で上値が抑えられ高もち合いで推移した。昨日まで3日連続で大幅安したことで売られ過ぎとの見方や夜間取引の安値が昨日の帳入値を下回らなかったことなどで売り方の買戻しや自立反発狙いの買いを誘った。プラチナも4日ぶりに大幅反発した。NY安と円安ユーロ高を受け大幅反発して寄り付いた。寄り後は金の堅調やドル建て現物相場の強含みで底堅い動きとなり高値圏で堅調に推移した。
石油
原油先限帳入値は41030円(前日比+510円)。ガソリン先限帳入値は55920円(前日比+720円)。灯油先限帳入値は56860円(前日比+320円)東京原油は3日続伸した。NY原油安を円安に相殺され続伸して寄り付いた。寄り後にNY原油夜間取引が強含んだことや更なる円安進行からじり高となり上げ幅を拡大した。ガソリンと灯油も原油に連動するかたちで大幅高した。
ゴム
ゴム先限帳入値は187.0円(前日比-4.0円)東京ゴムは3日続落した。上海ゴム夜間取引安を受け売り優勢となった。寄り後は円安に支援され一時プラス圏に浮上したものの日中取引の上海ゴムが夜間取引からの下げ幅を拡大するにつれて売りが加速し節目の190円を下回り一段安した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23370円(前日比+250円)。大豆先限帳入値は48100円(前日比+550円)。コーンと大豆は反発した。コーンは円安を受け小高く寄り付いた。寄り後は昨日大幅安した反動から買戻しや修正高狙いの買いが入ったことに加えシカゴ夜間取引高や円安を好感した買いに押し上げられ上げ幅を拡大した。大豆は円安とシカゴ夜間取引高を受け反発して始まった。寄り後更に円安が進んだことやシカゴ夜間取引の堅調が後押しし一段高となり48000円台を回復した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
※米連邦公開市場委員会(FOMC)(20、21日)

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