夕刊:2018/03/26

国内機関投資家の持ち高調整の買いや個人投資家からの押し目買いで日経平均は反発

為替
前週末のNY市場で米中貿易摩擦への警戒から米株式相場が大幅続落したことからリスク回避の円買いドル売りが進んだ流れを引継ぎ26日の東京為替市場のドル円相場は前週末のNY終値と同水準の1ドル=104円80銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が下げ幅を縮小したことや月末の輸入業者からの実需のドル買い需要などでドル円は105円近くまでやや強含みとなった。一方で米中貿易摩擦への警戒による円買いドル売り圧力も強くドルの上値は抑えられドル円は104円90銭前後での小幅な値動きとなった。午後は日経平均が下げ幅を縮小し反発に転じたことからドル円はやや強含み105円台を回復した。15時15分現在、1ドル=104円99銭。
株式(日経平均)
前週末の米株式市場で株価が大幅に続落したことや為替の円高を受け26日の東京株式市場では投資家心理が悪化し輸出関連や半導体関連株を中心に幅広く売りが優勢となり日経平均株価は前日比194円49銭安の20423円37銭と大幅に続落して寄り付いた。寄り後日経平均は下げ幅を拡大し一時250円超下落した。売り一巡後にGLOBEXのNYダウ先物が反発したことから日経平均先物に買い戻しが入ったことや権利付き最終日を明日に控え個人投資家が高配当銘柄に配当取りを狙った買いを入れたことなどから日経平均は下げ渋り下げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比81円98銭安の20535円88銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けをやや下回って寄り付いた。寄り後は期末の国内機関投資家からの持ち高調整の買いや個人投資家の押し目買いなどで日経平均は下げ幅を縮小し反発に転じた。大引けの日経平均株価は前日比148円24銭高の20766円10銭と反発した。
貴金属
金先限帳入値は4533円(前日比+28円)。銀先限帳入値は55.8円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3210円(前日比-13円)。パラジウム先限帳入値は3261円(前日比-45円)金は反発した。東京金は米中貿易戦争に対する警戒や中東情勢の緊迫化への懸念などを背景に海外高となったこと受け買いが優勢で始まった。寄り後は円高一服が下支えしたもののドル建て現物相場の伸び悩みから上値が抑えられ高もち合いで推移した。プラチナは続落した。NY安が嫌気され小幅安で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の堅調から一時プラスに浮上したが戻りを売られ再度小幅安に転じ弱もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は42490円(前日比+470円)。ガソリン新甫帳入値は57560円(前日比-円)。灯油新甫帳入値は59120円(前日比-円)東京原油は反発した。NY原油の大幅高を受け反発して寄り付いた。寄り後はOPECなどの協調減産延長やイランを巡る地政学的リスクなどを背景とした需給悪化懸念でNY原油夜間取引が一段高となったことから東京原油は上げ幅を一時拡大したもののその後NY原油夜間取引の上昇が一服しマイナスに転じると東京原油は伸び悩み上げ幅を縮小した。ガソリンと灯油の新甫限は原油高を受け堅調発会となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は176.5円(前日比+2.0円)東京ゴムは反発した。上海ゴム夜間取引安を受け続落して寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが弱含みで推移したものの東京ゴムは前週末の急落で買い方の投げが一巡しアク抜けしたとの見方が広がり売り方の買戻しや押し目買いが優勢となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23410円(前日比+80円)。大豆先限帳入値は48290円(前日比+190円)。コーンと大豆は堅調な動き。コーンはシカゴ高を受け買い先行で始まった。寄り後シカゴ夜間取引高を背景に上げ幅をやや拡大し堅調に推移した。大豆はシカゴ夜間取引安を映し売り優勢で寄り付いた。寄り後シカゴ夜間取引が反発したことから押し目買いを誘い下げ幅を縮小し上昇に転じた。
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