夕刊:2018/03/27

米株式相場の急伸や円安を好感しリスク選好の動き強まり日経平均は大幅続伸

為替
NY時間に米中貿易摩擦への懸念が和らいだことで米株式相場が急反発したことからリスク回避の円買いが巻き戻され円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ27日の東京為替市場のドル円相場は前日終値より50銭ほど円安ドル高の1ドル=105円50銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まり上げ幅を拡大したことからドル円は一時105円70銭台まで強含み底堅い動きとなった。又、注目された佐川前国税庁長官の参院での証人喚問も真相究明に至らず安倍政権への影響は軽微との見方から為替への影響は限定的となった。午後はリスク選好の円売りドル買いが一服しドル円は105円60銭前後でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=105円62銭。
株式(日経平均)
26日に米中貿易摩擦に関係した協議を米中が水面下で進めているとの報道が流れ米中貿易戦争拡大への懸念が和らいだことで米株式相場が急伸したことや為替の円安が好感され27日の東京株式市場では投資家のリスク選好の動きが強まり半導体関連株や金融株など幅広く買いが優勢となり日経平均株価は前日比192円80銭高の20958円90銭と大幅に続伸して寄り付いた。寄り後更に円安が進んだことやGLOBEXのNYダウ先物の上昇などを背景に買いが継続し日経平均は上げ幅を拡大し一段高となった。又、注目された佐川前国税庁長官の証人喚問も真相究明に至らず安倍政権への不透明感に繋がらなかったことも投資家に買い安心感を与えた。前引けの日経平均株価は前日比344円58銭高の21110円68銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けより上げ幅をやや拡大して寄り付いた。寄り後も前場からの堅調地合いを引き継ぎ3月期末の配当狙いの個人の買いや機関投資家の配当再投資の買い等に押し上げられ日経平均は更に上げ幅を大きく拡大した。大引けの日経平均株価は前日比551円22銭高の21317円32銭と大幅に続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4587円(前日比+54円)。銀先限帳入値は56.9円(前日比+1.1円)。プラチナ先限帳入値は3270円(前日比+60円)。パラジウム先限帳入値は3306円(前日比+45円)金は大幅に続伸した。NY高と円安を背景に買い優勢で始まった。寄り後もドル建て現物相場の底堅い動きや円安を支えに買いが加速し上げ幅を拡大し高もち合いで推移した。東京金は1月高値からの下げ幅の3分の1戻しを達成し目先下値不安が後退する中、トランプリスクや米中貿易摩擦、米ロ関係の緊張など支援材料は豊富にあることで目先的には押し目買いの流れが継続し上値を試す動きとなろう。プラチナは大幅反発した。ユーロ高やNY高が好感され大幅に反発して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の堅調や円安を背景に買い進まれ上げ幅を拡大した。又、金に対する割安感を意識した買いも入った。
石油
原油先限帳入値は42730円(前日比+240円)。ガソリン先限帳入値は57840円(前日比+280円)。灯油先限帳入値は59370円(前日比+250円)東京原油は続伸した。NY原油安を円安に相殺され確りで始まった。寄り後は商いが盛り上がりに欠ける中、NY原油夜間取引の強含みから底堅い動きで推移した。又、米中貿易戦争への警戒が緩んだことも支援材料となった。ガソリンと灯油も続伸した。
ゴム
ゴム新甫帳入値は179.1円(前日比-円)東京ゴム新甫限は堅調発会となった。上海ゴム夜間取引高と円安を受け買い先行で始まった。寄り後は日中取引の上海ゴムが強含みで推移したことから東京ゴムも地合いが引き締まり上げ幅をやや拡大し一時180円台を回復した。その後は動意が薄くなり180円手前でのもみ合いで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23320円(前日比-90円)。大豆先限帳入値は47900円(前日比-390円)。コーンは小反落し、大豆は反落した。コーンはシカゴ安を受け小安く寄り付いた。寄り後シカゴ夜間取引小幅高と円安が下支えしたものの上値が重く小幅なレンジ内での小動きとなった。大豆は日中取引の商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:00米1月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)((予想+6.2% 前回+6.3%)
23:00米3月リッチモンド連銀製造業指数(予想22 前回28)
23:00米3月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(予想131.0 前回130.8)

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