夕刊:2018/03/28

米株式相場の急反落や円の強含みでリスク回避姿勢強まり日経平均は大幅反落

為替
NY時間で米株式相場の急反落や米10年債利回りが低下したことなどからドル売りが強まりドル円が105円台半ばへ下落した流れを引継ぎ28日の東京為替市場のドル円相場は前日終値より20銭ほど円高ドル安の1ドル=105円40銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が急落したことへの反応は限られた一方で米中貿易摩擦に対する懸念が後退したことや月末、年度末などの季節要因によるドル買い需要などでドルの下値は堅くドル円は105円台半ばで推移した。午後に入ってもドル円は小確りで推移したものの動意が薄く105円台後半での小動きとなった。15時15分現在、1ドル=105円62銭。
株式(日経平均)
前日の米株式相場が急反落したことや円の強含みで28日の東京株式市場では投資家のリスク回避姿勢が強まり日経平均株価は前日比424円27銭安の20893円05銭と大幅に反落して寄り付いた。寄り後は米ハイテク株安を映し東京市場でも半導体関連や電機株などへの売り圧力が強まったことや米長期金利の低下で金融株が軟調となり日経平均は下げ幅を拡大し一時500円超値下がりした。その後円高一服から個人投資家の押し目買いが入り日経平均は下げ渋りとなり下げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比377円73銭安の20939円59銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けより下げ幅をやや拡大して寄り付いた。寄り後はGLOBEXのNYダウ先物安が嫌気され日経平均は再度下げ幅を拡大する場面もあったが大引けにかけて買戻しや押し目買いに押し上げられ急速に値を戻し21000円台を回復した。大引けの日経平均株価は前日比286円01銭安(160円の配当落ち分を含む)の21031円31銭と大幅反落した。
貴金属
金先限帳入値は4552円(前日比-35円)。銀先限帳入値は56.1円(前日比-0.8円)。プラチナ先限帳入値は3228円(前日比-42円)。パラジウム先限帳入値は3285円(前日比-21円)金は反落した。NY安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は円高一服やドル建て現物相場の堅調などで押し目買いを誘い下げ幅を縮小する場面もあった一方で2日続伸した後ということもあって利益確定売りなど戻り売り圧力も強く戻りは鈍かった。プラチナは大幅反落した。NY安と円高ユーロ安に圧迫され売り優勢で始まった。寄り後は円高一服やドル建て現物相場の堅調が下支えしたものの株安に上値が抑えられ安もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は42280円(前日比-450円)。ガソリン先限帳入値は57160円(前日比-680円)。灯油先限帳入値は58730円(前日比-640円)東京原油は反落した。NY引け後に発表したAPI米週間石油在庫統計で原油在庫が予想以上に増加したことが嫌気されNY原油夜間取引が下げ幅を拡大したことが重石となり大幅反落して寄り付いた。寄り後は円高一服とNY原油夜間取引の下げ渋りでやや値を戻すも上値が重く弱もち合いで推移した。ガソリンと灯油は原油に連れ安となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は180.2円(前日比+1.1円)東京ゴムは小幅高。上海ゴム夜間取引安を映し売り先行で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが一時11000元を割り込み弱含みで推移したことから東京ゴムはじり安となり東京夜間取引の安値を下回る水準へ下落した。その後上海ゴムの下げが一服し戻り歩調となるにつれ東京ゴムも買い戻され下げ幅を縮小し小幅高に転じた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23360円(前日比+40円)。大豆先限帳入値は47900円(前日比変わらず)。コーンは小反発し、大豆は横ばい。コーンは29日の作付け意向面積と四半期在庫の発表を控え見送りムードが強まる中、シカゴ夜間取引高と円高一服を手掛かりに小口の買いが入り小確りで推移した。ただ、商いは低調で動意に欠ける動きとなった。大豆は昨日同様日中取引の商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米10-12月期四半期GDP・確定値(前期比年率)((予想+2.7% 前回+2.5%)
23:00米2月住宅販売保留件数(前月比)(予想+2.0% 前回-4.7%)

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