夕刊:2018/03/30

米株式相場の急反発を好感し個人投資家のリスク選好意欲が強まり日経平均は大幅続伸

為替
NY時間に弱めの経済指標や米10年債利回りの低下を受けドルが売られ円高ドル安が進んだ流れを引継ぎ30日の東京為替市場のドル円相場は前日終値より20銭ほど円高ドル安の1ドル=106円40銭台で取引を開始した。日中取引ではグッドフライデーの休日で今晩の欧米市場が休場となるため市場全体に様子見ムードが広がる中、国内輸出業者からの月末や期末に絡んだ円買いドル売り需要などでドル円は106円10銭台前半まで弱含んだ。その後ドル円はやや値を戻し106円20銭台での小動きで推移した。午後に入りドル円は日経平均の上昇に連れ高する場面もあったが日経平均が伸び悩むとドル円も106円台前半へ押し戻された。15時15分現在、1ドル=106円58銭。
株式(日経平均)
30日の東京株式市場では前日の米株式相場がハイテク株の上昇で大幅反発したことを受け個人投資家のリスク選好意欲が強まり海運、非鉄、不動産など幅広い銘柄に買いが入り日経平均株価は前日比233円34銭高の21392円42銭と大幅に続伸して寄り付いた。寄り後は為替がやや円高方向へ傾いたことや今晩の欧米市場が休場の為外人投資家からの買い注文も少なく日経平均は上値の重い展開となった。一方で個人投資家の買い意欲が強かったこともあり目立った押し目を作ることもなかった。日経平均は高値圏を維持しながら狭いレンジ内での小幅な値動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比213円27銭高の21372円35銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後に日経平均先物に売り方の買い戻しが入ったことをきっかけに値嵩株へ裁定取引に絡む買い物が入り相場全体を押し上げ日経平均は一時350円以上上昇する場面もあった。しかしながらその後は買いの勢いが続かず日経平均は国内機関投資家の月末のポジション調整売りなどに押され伸び悩んだ。大引けの日経平均株価は前日比295円22銭高の21454円30銭と大幅に続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4530円(前日比-6円)。銀先限帳入値は56.3円(前日比+0.3円)。プラチナ先限帳入値は3218円(前日比-12円)。パラジウム先限帳入値は3256円(前日比-50円)金は3日続落した。NY安を受け小安く寄り付いた。寄り後は2日続落した後ということもあり月末や週末の持ち高調整の買い戻しや値ごろ感からの押し目買いが入り一時小幅高に転じたもののその後円高を嫌気した売りに戻りを売られ再び下落に転じ下げ幅をやや拡大し安もち合いとなった。プラチナは反落した。円高ユーロ安が嫌気され売り優勢で寄り付いた。寄り後は円の強含みとパラジウムの急落が重石となり軟調な動きとなった。
石油
原油先限帳入値は43020円(前日比+280円)。ガソリン先限帳入値は57620円(前日比+160円)。灯油先限帳入値は59580円(前日比+300円)東京原油は続伸した。NY原油高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は今晩のNY市場がグッドフライデーで休場となりNY原油夜間取引も行われないため小動きで推移していたが午後に入り日経平均が一段高となるにつれ東京原油も強含みとなり上げ幅を拡大し堅調に推移した。ガソリンと灯油も原油高を受け続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は184.0円(前日比+2.0円)東京ゴムは3日続伸した。上海ゴム夜間取引が小動きだったことから東京夜間取引終値と同値で寄り付いた。寄り後は円高が圧迫要因となったことや日中取引の上海ゴムが弱含んだことから東京ゴムは売り圧力が強まり一時節目の180円を割り込んだ。その後東京ゴムは上海ゴムが切り返しプラスに浮上したことから下げが一服し再び上昇に転じ堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24300円(前日比+700円)。大豆先限帳入値は48700円(前日比+870円)。コーンは大幅続伸、大豆は急反発。作付け意向面積の発表がポジティブサプライズとなり29日のシカゴ穀物相場が急騰したことを背景にコーンと大豆は共に大幅上昇して始まり堅調に推移した。
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