夕刊:2018/04/05

米中貿易摩擦の懸念が後退し米株式相場が2日続騰したことが好感され日経平均は大幅続伸

為替
NY時間で米中貿易摩擦への懸念が後退したことで米株式相場が2日続騰したことを受け円安ドル高が進みドル円が106円台後半へ上昇した流れを引継ぎ5日の東京為替市場のドル円相場は前日終値より20銭ほど円安ドル高の1ドル=106円80銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が大幅に続伸して始まったあと伸び悩んだことからドル円はやや弱含む場面もあったがその後日経平均が持ち直し上げ幅を拡大するにつれ株高を見込んだ円売りドル買いが強まりドル円は107円手前まで上昇した。午後は日経平均の上伸で一瞬ドル円は107円台を付けたものの上値の重さから107円台を維持出来ず、106円台後半に押し戻された後はもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=106円94銭。
株式(日経平均)
米中貿易摩擦への懸念が後退したことで前日の米株式相場が2日続騰したことや円安進行が好感され5日の東京株式市場ではリスク選好の動きが強まり主力の輸出関連銘柄やハイテク銘柄などが買い優勢となり日経平均株価は前日比221円63銭高の21541円18銭と続伸して寄り付いた。寄り後は米中貿易摩擦を警戒する一部海外投資家などからの利益確定売りに押され日経平均が伸び悩む場面も見られた。その後GLOBEXのNYダウ先物が上げ幅を拡大すると日経平均先物にも買いが入り裁定取引に絡む現物買いで日経平均は押し上げられ一段高となった。前引けの日経平均株価は前日比348円28銭高の21667円83銭で前場の取引を終了した。後場は前引けとほぼ同水準で寄り付いた後日経平均は前場からの堅調地合いを維持しながら高値圏で推移した。大引けの日経平均株価は前日比325円87銭高の21645円42銭と大幅続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4559円(前日比-2円)。銀先限帳入値は56.0円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3145円(前日比-27円)。パラジウム先限帳入値は3130円(前日比+3円)金は4日ぶりに小反落した。NY高と円安を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は円安一服やドル建て現物相場の軟調から上値が抑えられ上げ幅を削る展開となった。今日は3日続伸した後で利益確定売りも出易い環境だったこともあり上値の重さが目立った。一方で下値では押し目買いが厚く下げ幅は限られた。プラチナは続落した。NY安を映し売り優勢で始まった。寄り後はテクニカル面の悪化から買い手控えられたことやドル建て現物相場の軟調に圧迫されじり安基調となった。
石油
原油先限帳入値は42180円(前日比+530円)。ガソリン先限帳入値は56980円(前日比+400円)。灯油先限帳入値は58780円(前日比+290円)東京原油は続伸した。NY原油高と円安に支援され続伸して寄り付いた。寄り後はEIAが発表した米週間石油在庫統計を手掛かりにNY原油夜間取引が堅調に推移したことが支援材料となり上値を試す動きとなった。ガソリンと灯油も原油高を受け続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は176.3円(前日比-3.3円)東京ゴムは4日続落した。上海ゴム夜間取引安を円安に相殺され東京夜間取引終値より下げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが今日と明日休場の為手掛かり材料難で方向感が定め辛い中、東京ゴムは円安が好感され一時プラス圏へ浮上し180円台を回復したが買いが続かず戻り待ちの売りに押し戻され下げ幅を拡大し一段安となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23640円(前日比-310円)。大豆先限帳入値は48100円(前日比-700円)。コーンと大豆は急反落した。コーンと大豆が中国の関税強化の対象に含まれたことがネガティブサプライズとなり前日のシカゴが急落したことを受け売りが優勢となりコーン、大豆とも大幅安で寄り付いた。寄り後コーンは円安とシカゴ夜間取引の下げ渋りで下げが一服したものの大豆は安寄りした後は低調商いで動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想- 前回21.5万人)
21:30米2月貿易収支(予想-565億ドル 前回-566億ドル)

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