夕刊:2018/04/06

トランプ大統領発言で米中貿易摩擦の再燃を警戒した売りで日経平均は3日ぶりの反落

為替
NY時間ではトランプ政権の複数の幹部の発言で米中貿易摩擦への懸念が後退し米株式相場が大幅続伸したことを受けドル円は107円40銭前後へ上昇したものの日本時間の朝方にトランプ大統領が中国に対し1000億ドルの追加関税を課すことを検討するよう指示したと報じられたことから米中貿易摩擦の再燃を警戒しリスク回避の円買いが進み6日の東京為替市場のドル円相場はNY終値より30銭ほど円高ドル安の1ドル=107円前半で取引を開始した。日中取引では日経平均が小幅安で寄り付いたあと弱含んだことからドル円も107円ちょうど近辺まで軟化した。その後円買いが一服しドル円はやや持ち直し107円20銭前後でのもみ合いで推移した。午後は日経平均が強含んだことでドル円は一時107円40銭台へ上昇した。その後日経平均が伸び悩むとドル円の上昇が一服した。15時15分現在、1ドル=107円35銭。
株式(日経平均)
日本時間の朝方にトランプ大統領が中国に対し1000億ドルの新たな追加関税を検討するよう指示したと報じられたことをきっかけにGLOBEXのNYダウ先物が急落し一時400ドル以上下落したことが嫌気され6日の東京株式市場ではやや売り先行で始まり日経平均株価は前日比11円69銭安の21633円73銭と小反落して寄り付いた。寄り後は米中貿易摩擦の再燃を警戒した売りに推され日経平均は下げ幅をやや拡大した。その後円高が一服したことやGLOBEXのNYダウ先物が下げ幅をやや縮小したことで自動車など輸出関連株の一角に押し目買いが入り日経平均は下げ渋り前日終値を挟んで小幅なもみ合いで推移した。前引けの日経平均株価は前日比27円52銭高の21672円94銭で前場の取引を終了した。後場は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後に日経平均が一時100円近く上昇する場面もあったがその後今晩の米3月雇用統計を前に様子見ムードが強まり前日終値を挟んで一進一退の動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比77円90銭安の21567円52銭と3日ぶりに反落した。
貴金属
金先限帳入値は4571円(前日比+12円)。銀先限帳入値は56.5円(前日比+0.5円)。プラチナ先限帳入値は3150円(前日比+5円)。パラジウム先限帳入値は3069円(前日比-61円)金は反発した。トランプ発言で米中貿易摩擦の懸念が再燃したことを受けリスク回避目的の買いが優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上昇や円安を手掛かりに押し目買いを誘い確りした動きで推移した。又、金のETFへ押し目買いが入ったことも下支え要因となった。プラチナは小幅に反発した。ドル建て現物相場の堅調や円安を受け反発して寄り付いた。寄り後は5日続落した反動から修正高狙いの買いや金との価格差拡大による割安感からの押し目買いなどが下支えしたもののドル建て現物相場の伸び悩みから上値が重くなり上げ幅を削った。
石油
原油先限帳入値は42020円(前日比-160円)。ガソリン先限帳入値は56520円(前日比-460円)。灯油先限帳入値は58150円(前日比-630円)東京原油は反落した。朝方にトランプ大統領が中国への新たな追加関税の検討を指示したと伝わりNY原油夜間取引が反落したことが嫌気され売りが優勢となった。寄り後はNY原油夜間取引の戻りは鈍かったものの円安が支援材料となり一時下げ幅を縮小し反発する場面もあったが戻りの鈍さを嫌気した売りに押し戻され再びマイナス圏へ沈み軟調に推移した。ガソリンと灯油は反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は179.3円(前日比+3.0円)東京ゴムは5日ぶりに反発した。円安が好感され買い先行で寄り付いた。本日も日中取引の上海ゴムが休場の為寄り後は材料不足から値動きが乏しい中、週末を控えた持ち高調整の買い戻しなどで小確りした動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23990円(前日比+350円)。大豆先限帳入値は48100円(前日比変わらず)。コーンは反発し、大豆は横ばい。コーンはシカゴの急反発を背景に買いが先行して始まった後売り方の買い戻しで上げ幅を拡大し高もち合いで推移した。大豆は日中取引は出合いなし。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米3月非農業部門雇用者数(前月比)(予想18.5万人 前回31.3万人)
21:30米3月失業率(予想4.0% 前回4.1%)
21:30米3月平均時給(前月比)(予想+0.3% 前回+0.1%)
26:30米パウエルFRB議長、発言

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