夕刊:2018/04/09

円高一服とNYダウ先物高で安心感が広がり日経平均は反発

為替
前週末のNY為替市場で米中貿易戦争への警戒が再燃し米株式相場が大幅反落したことを受けドル売りが強まりドル円は106円台後半へ軟化したことを受け9日の東京為替市場のドル円相場は前週末の東京終値より50銭ほど円高ドル安の1ドル=106円90銭台半ばで取引を開始した。日中取引では軟調が予想された日経平均が小安く寄り付いたあと小幅高に転じたことからドル円は下げ渋り106円台後半でのもみ合いとなった。午後は日経平均の上げ幅拡大やGLOBEX のNYダウ先物の堅調からドル円はやや強含み107円を挟んで底堅く推移した。15時15分現在、1ドル=107円00銭。
株式(日経平均)
前週末の米株式市場で米中貿易戦争の広がりを警戒しNYダウ、ナスダック指数ともに大幅反落したことを嫌気し9日の東京株式市場ではやや売り先行で始まり日経平均株価は前週末比33円19銭安の21534円33銭と小幅に続落して寄り付いた。しかしながら前週末の米株式相場の急落で週明けの東京市場でもリスク回避姿勢が強まると予想されたが為替市場で思ったほど円高が進まなかったことから円高への警戒が薄れた。それを受け寄り後は内需株中心に国内機関投資家などからの押し目買いで株価が下支えされ日経平均は前週末終値を挟んで小幅な値動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比12円90銭高の21580円42銭で前場の取引を終了した。後場は昼休み時間中に日経平均先物が買われたことで日経平均は前引けより上げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後は円高一服やGLOBEXのNYダウ先物高を手掛かりに日経平均先物買いや内需株への押し目買いが継続し日経平均はじり高となった。大引けの日経平均株価は前日比110円74銭高の21678円26銭と反発した。
貴金属
金先限帳入値は4573円(前日比+2円)。銀先限帳入値は56.4円(前日比-0.1円)。プラチナ先限帳入値は3187円(前日比+37円)。パラジウム先限帳入値は3086円(前日比+17円)金は小幅に続伸した。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の伸び悩みで上値が抑えられ一時下げに転じる場面もあったが円高一服で直ぐに持ち直し小幅高を維持しながら堅調に推移した。プラチナも大幅続伸した。NY高を引継ぎ続伸して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場や金の堅調で買戻しと押し目買いが優勢となり一段高となった。
石油
原油先限帳入値は41690円(前日比-330円)。ガソリン先限帳入値は56490円(前日比-30円)。灯油先限帳入値は57750円(前日比-400円)東京原油は続落した。NY安を映し売り優勢で寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引や日経平均の強含みから押し目買いを誘い下げ幅が縮小した。ガソリンと灯油も原油安を受け続落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は181.3円(前日比+2.0円)東京ゴムは続伸した。円高に圧迫され小安く寄り付いた。寄り後は連休明けの上海ゴムの取引を開始する前に売り方の買戻しが入り反発に転じ182円90銭まで上伸した。その後上海ゴムが寄り付いた後小幅な上げ下げを繰り返し方向感が定めづらかったことから東京ゴムも上げ一服となり上げ幅をやや縮小しもみ合いで推移した。今日は連休明けの上海ゴムの動向を見極めたいとのことから東京ゴムの積極的な売買は見送られポジション調整中心の動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24150円(前日比+160円)。大豆先限帳入値は48100円(前日比変わらず)。コーンは続伸し、大豆は横ばい。コーンはシカゴ安と円高が嫌気され小安く寄り付いた。寄り後は円高一服とシカゴ夜間取引高を支えに買戻しが入り上昇に転じたあと上げ幅を拡大した。大豆はシカゴ夜間取引高に反応せず日中取引の商いは成立しなかった。
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