夕刊:2018/04/13

米株高と円安を受けリスク選好の動きが再燃し日経平均は3日ぶりの反発

為替
NY時間にトランプ大統領がシリアへの軍事行動の時期について明言を避けるコメントをツイッターに投稿したことからシリア情勢の緊迫化への懸念が後退し米株式相場が大幅反発したことを受けリスクオフのドル売りの巻き戻しで円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ13日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より40銭程円安ドル高水準の1ドル=107円20銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均の上げ幅拡大でやや円安が進みドル円は107円40銭台へ強含んだ。その後日経平均の伸び悩みから円安が一服したもののドル円は107円30銭台後半での底堅い動きで推移した。午後になってもドル円は107円30~40銭台での狭いレンジ内での小幅な値動きが続いた。その後株式市場の取引終了後にドル円はやや円安方向に傾き107円50銭台へ上伸した。15時15分現在、1ドル=107円56銭。
株式(日経平均)
シリア情勢の緊迫化への懸念が後退したことやトランプ大統領がTPP復帰に向け前向きな発言をしたことが好感され前日のNY市場でNYダウが大幅反発し円安ドル高が進んだことを受け13日の東京株式市場ではリスク選好の動きが再燃し輸出関連や金融株など幅広い銘柄が買われ日経平均株価は前日比141円13銭高の21801円41銭と反発して寄り付いた。寄り後は業績予想を上方修正したファーストリテイリングが買われた他このところ下げが目立った非鉄金属や海運株などへ海外勢からの買い戻しが入り日経平均が押し上げられ一時200円以上の上げ幅となった。買い一巡後は節目の22000円を意識した個人投資家などからの利益確定売りに押され日経平均は伸び悩み次第に上げ幅を削る動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比111円41銭高の21771円69銭で前場の取引を終了した。後場は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後は前場買われたファーストリテイリングが下げに転じたことや週末を控え個人投資家など国内勢からのポジション調整売りが重石となり日経平均は上値の重い動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比118円46銭高の21778円74銭と3日ぶりに反発した。
貴金属
金先限帳入値は4615円(前日比-16円)。銀先限帳入値は56.8円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は3229円(前日比+22円)。パラジウム先限帳入値は3259円(前日比+30円)金は6日ぶりに反落した。NY安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の堅調や円安で押し目買いを誘い下げ幅を縮小した。金は5日続伸した後で利益確定売りが出やすかった一方で売り方の買戻しや押し目買いで下値不安も少なく下げ幅は限定的だった。プラチナは3日ぶりに反発した。NY高と円安を好感し買い優勢で始まった。その後ドル建て現物相場の堅調や日米株高を支えに地合いを引き締め強含みで推移した。
石油
原油先限帳入値は44360円(前日比-30円)。ガソリン先限帳入値は59100円(前日比-40円)。灯油先限帳入値は60430円(前日比+60円)東京原油は4日ぶりに小反落した。NY原油は続伸したもののNY原油夜間取引の軟調が圧迫材料視され利益確定売りが優勢となった。売り一巡後は円安や株高が下支えしたことに加えNY原油夜間取引の下げ渋りで押し目買いを誘い下げ幅が縮小した。ガソリンは小反落し、灯油は小幅続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は184.8円(前日比+1.8円)東京ゴムは続伸した。東京夜間取引安を円安が相殺し小幅安で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を縮小し小幅高に転じたことから東京ゴムも地合いを引き締めプラス圏へ浮上した。もっとも材料不足で商いが盛り上がりに欠けることから節目の185円を上抜くほどの力強さは見られなかった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24290円(前日比+150円)。大豆先限帳入値は49010円(前日比変わらず)。コーンは反発し、大豆は横ばい。コーンはシカゴ高と円安を受け小高く寄り付いた。寄り後は薄商いの中、円安とシカゴ夜間取引の底堅さを背景に週末の持ち高調整の買戻しが入り上げ幅を拡大し堅調に推移した。大豆は前日終値と同値で寄り付いた後は昨日同様ザラバの商いは出合いがなかった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(予想100.5 前回101.4)

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