夕刊:2018/04/17

日米首脳会談への警戒で商い手控えられ為替と株は小動き

為替
NY時間でトランプ大統領が「中国やロシアの通貨切り下げゲームを容認できない」とツイッターで非難したことや米10年債利回りが小幅に低下したことなどからドル売りを誘い円高ドル安が進んだ流れを引継ぎ17日の東京為替市場のドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=107円10銭台で取引を開始した。日中取引では今晩から始まる日米首脳会談への警戒でドルの上値が抑えられドル円は107円を挟み小幅のもみ合いで推移した。午後に入っても日米首脳会談への警戒からドル円は更に膠着感を強めた動きで推移した。15時15分現在、1ドル=106円98銭。
株式(日経平均)
前日のNYダウは大幅反発したものの円高が重石となり17日の東京株式市場では日経平均株価は前日比33円70銭安の21801円83銭と小反落して寄り付いた。寄り後は為替の影響を受け難い内需株やディフェンシブ銘柄に買いが入り相場を押し上げたことから日経平均は上昇に転じた。もっとも今晩からの日米首脳会談への警戒で買いの勢いは限られた。その後は円高を嫌気した売りに上値が抑えられ日経平均は小幅な上げ下げを繰り返しながら前日終値近辺で一進一退の動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比1円86銭高の21837円39銭で前場の取引を終了した。後場は前引けとほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は日米首脳会談を前に売買を見送る市場参加者も多く日経平均は動意が乏しくなり前場と同じように小動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比12円06銭高の21847円59銭と小幅に3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4621円(前日比-3円)。銀先限帳入値は57.3円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は3220円(前日比-3円)。パラジウム先限帳入値は3350円(前日比+50円)金は小幅に反落した。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は円高で上値が抑えられたがドル建て現物相場の堅調が下支えとなり寄り値近辺でのもみ合いで推移した。その後ドル建て現物相場の伸び悩みから利益確定売りを誘い小幅安に転じた。プラチナは小幅に続落した。NY安が嫌気され小安く始まった。その後はドル建て現物相場の上昇で押し目買いが入り下げ渋った。
石油
原油先限帳入値は44010円(前日比-110円)。ガソリン先限帳入値は58690円(前日比+70円)。灯油先限帳入値は60190円(前日比+90円)東京原油は3日続落した。NY原油安を映し売りが優勢で始まった。寄り後はNY原油夜間取引の反発が下支えしたものの戻り待ちの売りに圧迫され戻りの鈍い動きとなった。ガソリンと灯油は小幅反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は180.2円(前日比+1.0円)東京ゴムは反発した。上海ゴム夜間取引は小幅安となったものの東京ゴム夜間高を引き継ぎ小反発して寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが弱含んだことから上げ幅を削ったがマイナスに転じることなく下げ止まった。その後上海ゴムが夜間からの下げ幅を縮小したことから昨日の急落で値ごろ感もあり修正高狙いの買戻しを誘い底堅い動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24270円(前日比-90円)。大豆先限帳入値は49000円(前日比変わらず)。コーンはシカゴ安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は手掛かり難で動意に欠ける展開となり安もち合いで推移した。大豆は日中取引の商いは成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米3月建設許可件数(前月比)(予想+0.7% 前回-4.1%)
21:30米3月住宅着工件数(前月比)(予想+2.6% 前回-7.0%)
22:15米3月鉱工業生産(前月比)(予想+0.4% 前回+0.9%)

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