夕刊:2018/04/19

円安と海外商品市況の堅調を背景に商品先物相場は全面高商状

為替
19日の東京為替市場のドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=107円20銭台で取引を開始した。日中取引では注目された日米首脳会談後の記者会見でトランプ大統領が円安に言及しなかったことで日米首脳会談が無事通過したとの見方から円高への警戒が後退したことや日米株高を受けリスク選好の円売りドル買いの流れが強まりドル円は107円台半ばまで上昇した。午後に入り日経平均の上げ幅が縮小したことで円安が一服しドル円は107円40銭前後でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=107円47銭。
株式(日経平均)
19日の東京株式市場では日米首脳会談が無難に通過したことで市場に安心感が広がり海外投資家を中心に買い戻しの動きが鮮明となり日経平均株価は前日比73円66銭高の22231円86銭と続伸して寄り付いた。寄り後は海外商品市況の上昇を背景に非鉄株や鉱業株などの市況関連株が買われた他メガバンクなど金融株が堅調に推移したことで日経平均は上げ幅を拡大し一時200円超上昇する場面もあった。買い一巡後は利益確定売りに押され日経平均の上昇が一服し上げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前週末比137円94銭高の22296円14銭で前場の取引を終了した。後場は前引けとほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は財務省スキャンダルなどによる国内政治の不透明感で買いが手控えられる中、個人投資家の戻り待ちの売りや利益確定売りに押され上値が重くなり日経平均は次第に上げ幅を削る動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比32円98銭高の22191円18銭と小幅に4日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4658円(前日比+29円)。銀先限帳入値は58.5円(前日比+0.9円)。プラチナ先限帳入値は3290円(前日比+30円)。パラジウム先限帳入値は3468円(前日比+91円)。金は大幅に続伸した。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は円安進行で地合いを引き締めドル建て現物相場や原油など他の商品相場の上昇に押し上げられ上げ幅を拡大した。プラチナは大幅に続伸した。NY高を受け買い優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の堅調や円安が支援材料となり上げ幅を拡大した。金やパラジウムなど他の貴金属相場の上伸もプラチナの上昇を後押しした。
石油
原油先限帳入値は45590円(前日比+980円)。ガソリン先限帳入値は60550円(前日比+940円)。灯油先限帳入値は62100円(前日比+1190円)。東京原油は大幅続伸。サウジアラビアが原油価格について強気の見方を示したことや米国の石油在庫の減少が好感されNY原油が急騰したことを反映し大幅続伸して始まった。寄り後は円安とNY原油夜間取引高やガソリン、灯油の大幅上昇が押し上げ要因となり一段高となった。買い一巡後は利益確定売りで伸び悩み、高値圏でのもみ合いで推移した。ガソリンと灯油は共に大幅続伸。
ゴム
ゴム先限帳入値は187.1円(前日比+4.8円)。東京ゴムは3日続伸した。上海ゴム夜間取引高を映し買い優勢となった。寄り後は原油相場の堅調が追い風となり日中取引の上海ゴムの上伸や円安を手掛かりに買いが加速し4月初旬からのボックス相場の上限となっていた185円を上抜き一段高となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24590円(前日比+250円)。大豆先限帳入値は49000円(前日比変わらず)。コーンは続伸した。シカゴ高を受け買い先行で寄り付いた。寄り後は円安や他の商品相場の上昇が追い風となり上げ幅を拡大し堅調な動きとなった。大豆は3日連続で日中取引の商いが成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想21.0 前回22.3)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想23.0万件 前回23.3万件)
23:00米3月景気先行指標総合指数(前月比)(予想+0.3% 前回+0.6%)

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