夕刊:2018/04/20

米株安と円安が綱引きする中、材料難で日経平均は方向感に乏しい動き

為替
NY時間で米長期金利の上昇を受けやや円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ20日の東京為替市場のドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=107円40銭前後で取引を開始した。日中取引ではゴトー日のドル買い需要でドル円を下支えする中、日米首脳会談が無難に通過しイベントリスクへの警戒が和らいだことや時間外の米10年債利回りの上昇でファンド勢などからのドル買いが優勢となりドル円は107円70銭台へ上昇した。午後に入り相場を動かすような材料も見当たらず日経平均の伸び悩みから円安が一服しドル円は107円60銭台での小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=107円62銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場でスマートフォンの需要が減少するとの見方が広がりアップルや半導体関連などが売られNYダウ、ナスダック指数共に下落した流れを映し20日の東京株式市場でも東京エレクなど主力の半導体関連株などへの連想売りが広がり日経平均株価は前日比42円96銭安の22148円22銭と小反落して寄り付いた。寄り後に株価指数先物にまとまった売りが出たことから日経平均は下げ幅を広げ一時100円以上下落する場面もあった。売り一巡後は為替市場で円安が進んだことから先物が買い戻されて日経平均は持ち直し小幅高に転じた。前引けの日経平均株価は前日比30円95銭高の22222円13銭で前場の取引を終了した。後場は昼休み時間中に日経平均先物が弱含んだことで前引けよりも上げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後に円安が一服したことから日経平均は再度マイナスに沈んだあと材料難で方向感が乏しくなり小幅な上げ下げを繰り返した。大引けの日経平均株価は前日比28円94銭安の22162円24銭と6日ぶりに小反落した。
貴金属
金先限帳入値は4634円(前日比-24円)。銀先限帳入値は58.4円(前日比-0.1円)。プラチナ先限帳入値は3253円(前日比-37円)。パラジウム先限帳入値は3430円(前日比-38円)。金は3日ぶりに反落した。NY安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は円安に支えられ下げ渋ったがドル建て現物相場の弱含みで戻りが鈍く軟調に推移した。プラチナは3日ぶりに反落した。NY安を映し売り優勢で始まった。寄り後はアルミやニッケルなど他の非鉄金属の上昇が一服したことでプラチナへも売りが波及しじり安基調となったがその後ドル建て現物相場の下げ渋りや円安が支援材料となり下げ幅を縮小し弱もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は45570円(前日比-20円)。ガソリン先限帳入値は60300円(前日比-250円)。灯油先限帳入値は61760円(前日比-340円)。東京原油は3日ぶりに小反落した。小幅高で寄り付いて直ぐに利益確定売りに押され下げに転じたあと円安が下支えし再度プラスに浮上したものの20日のJMMCを前に新規の材料待ちで様子見気分が強まり方向感の乏しい動きとなった。ガソリンと灯油は反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は187.1円(前日比変わらず)。東京ゴムは横ばい。上海ゴム夜間取引高や東京夜間取引の堅調を映し買い優勢で寄り付いた。寄り後は円安が下支えしたものの日中取引の上海ゴムが夜間からの上げ幅を削ったことから利益確定売りが優勢となり東京ゴムも上げ幅を縮小した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24560円(前日比-30円)。大豆先限帳入値は49100円(前日比+100円)。コーンは小反落した。シカゴ安を円安に相殺され前日終値と同値で寄り付いた後は動意が薄くなり前日終値近辺での小幅な値動きで推移した。大豆は夜間取引が小幅高で寄り付くも日中取引では商いが成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米4月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想21.0 前回22.3)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想23.0万件 前回23.3万件)
23:00米3月景気先行指標総合指数(前月比)(予想+0.3% 前回+0.6%)

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