夕刊:2018/04/24

円安が好感され輸出関連株中心に買いが優勢となり日経平均は大幅反発

為替
NY時間に米長期金利の上昇を受け急激に円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ24日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の1ドル=108円70銭台で取引を開始した。日中取引では時間外の米10年債利回りの上昇が一服したことでドル円の上値が抑えられた一方で日経平均の堅調を受けドル円は108円80銭前後で底堅く推移した。午後は時間外の米10年債利回りの低下でドル円は伸び悩んだものの日経平均の上げ幅拡大やGLOBEXのNYダウ先物の上昇を背景に下値も固くドル円は方向感が乏しくなり108円台後半でのもみ合いとなった。15時15分現在、1ドル=108円81銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場でNYダウが小幅に続落したものの外国為替市場でのドル高円安進行で24日の東京株式市場では円安を好感し自動車や機械など輸出関連株中心に買いが優勢となり日経平均株価は前週末比140円78銭高の22228円82銭と反発して寄り付いた。寄り後買い一巡後に個人投資家などからの戻り待ちの売りに押され日経平均が伸び悩む場面もあった。その後米長期金利の上昇を背景に金融株が買われた他不動産株や海運株など内需関連の一角が堅調に推移し日経平均は持ち直した。前引けの日経平均株価は前日比148円49銭高の22236円53銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後は円安を背景に前場からの堅調地合いを維持しながら幅広い銘柄に買いが継続し日経平均は上げ幅を拡大し一段高となった。大引けの日経平均株価は前日比190円08銭高の22278円18銭と大幅に反発した。
貴金属
金先限帳入値は4630円(前日比+17円)。銀先限帳入値は58.1円(前日比-0.8円)。プラチナ先限帳入値は3237円(前日比+10円)。パラジウム先限帳入値は3337円(前日比-102円)。金は3日ぶりに反発した。NY安を円安で打ち消し小幅に反発して寄り付いた。寄り後は円安やドル建て現物相場の上昇に支援され上げ幅をやや拡大し堅調に推移した。ただ、今日は当限の納会日にあたる事から様子見ムードも強く買いの勢いは限定的となった。プラチナも反発した。円安に支援され買い優勢で始まった。寄り後は金の堅調や株高はプラス材料となったもののドル建て現物相場の弱含みでやや上値の重い展開となった。
石油
原油先限帳入値は47020円(前日比+1190円)。ガソリン先限帳入値は61240円(前日比+960円)。灯油先限帳入値は63030円(前日比+1190円)。東京原油は4桁超の大幅続伸。円安と海外高が好感され買い優勢で寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引の伸び悩みで一時上値が重くなったもののイランとサウジアラビアを巡る中東情勢の緊迫化を手掛かりにNY原油夜間取引が取引終了間際にじり高基調を強めたことで東京原油も上げ幅を拡大し本日の高値で引けた。ガソリンと灯油も原油高に連動し大幅高となった。
ゴム
ゴム新甫帳入値は187.6円(前日比-円)。東京ゴム新甫限はもみ合い。東京ゴム新甫限は上海ゴム夜間取引安と円安とが綱引きとなり小確りで寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムの上値の重さから弱含みとなり寄り付きを下回る水準でもみ合う展開となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24600円(前日比+220円)。大豆先限帳入値は49600円(前日比+100円)。コーンは3日ぶりに反発し、大豆は3日続伸した。シカゴ高と円安を好感し買い優勢で始まった。寄り後はシカゴ夜間取引が小確りで推移したことで堅調地合いを維持したものの出来高低調でエネルギー不足から買いの勢いは強まらず高値圏での小動きで推移した。大豆は今日も夜間取引が続伸して寄り付くも日中取引では商いが成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米3月新築販売件数(年率換算件数)(予想63.0万件 前回61.8万件)
23:00米4月リッチモンド連銀製造業指数(予想16 前回15)
23:00米4月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(予想126.0 前回127.7)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。