夕刊:2018/04/25

米株式相場の急落を受け投資家心理が冷やされ日経平均は小反落

為替
NY時間に米10年債利回りが3%台を付けたことでドル円が一時109円20銭まで上昇したもののその後米株式相場の急落でリスク回避の円買いが強まりドル円が108円台後半へ押し戻されたことを引継ぎ25日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の1ドル=108円80銭前後で取引を開始した。日中取引では時間外の米10年債利回りが3%台へ乗せた為日米金利差拡大を見込んだドル買いが強まりドル円は一時109円台を付けた。その後米10年債利回りが3%割れとなったことや日経平均の下げ幅拡大でドル円は108円80~90銭前後へ軟化した。午後に入り米10年債利回りが3%前後で高止まりしたことからドル円は再度109円台を回復した。15時15分現在、1ドル=109円13銭。
株式(日経平均)
前日の米株式相場の急落で投資家心理が冷やされ25日の東京株式市場では半導体関連株や鉄鋼、機械などの景気敏感株などに売りが広がり日経平均株価は前日比159円50銭安の22118円62銭と反落して寄り付いた。寄り後はドル円が一時109円台に乗せるなど円安が進んだことで株価指数先物が買われ指数を押し上げた。それに伴い日経平均は下げ幅を2桁に縮小する場面もあった。その後戻り待ちの売りに下押され日経平均はじり安基調を辿り弱含みとなった。前引けの日経平均株価は前日比143円95銭安の22134円17銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後は米長期金利の高止まりで銀行、保険など金融株の一角が買い直され相場を下支えしたことや日銀のETF買い付け観測から日経平均は下値を切り上げ小幅安に転じた。大引けの日経平均株価は前日比62円80銭安の22215円32銭と小反落した。
貴金属
金新甫限帳入値は4637円(前日比-円)。銀新甫限帳入値は58.3円(前日比-円)。プラチナ新甫限帳入値は3250円(前日比-円)。パラジウム新甫限帳入値は3287円(前日比-円)。金は続伸した。NY高を引継ぎ買いが優勢となり新甫4月限は強含みでスタートした。寄り後は米10年債利回りの高止まりでドル建て現物相場の上昇が一服したことから新甫限はやや失速したものの円安が下支えとなり堅調地合いを継続した。プラチナも続伸した。NY高に支援され買い優勢で始まり新甫4月限は金と同様に堅調な発会となった。寄り後はドル建て現物相場の弱含みから上値が重くなり寄値よりも値を削る動きとなった。
石油
原油先限帳入値は46150円(前日比-870円)。ガソリン先限帳入値は60350円(前日比-890円)。灯油先限帳入値は62330円(前日比-700円)。東京原油は大幅に反落した。海外安と株安が嫌気され大幅安で寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引の伸び悩みやNY市場の引け後にAPIが発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が予想に反し増加したことが圧迫要因となり下げ幅を拡大した。イラン情勢の緊迫化がやや後退したことも売り材料視された。その後円安で下げが一服したものの戻りは鈍く安もち合いで推移した。ガソリンと灯油も急反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は188.2円(前日比+0.6円)。東京ゴムは小幅高。東京ゴムは上海ゴム夜間取引高を受け東京夜間取引終値と同水準で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムの上値の重さに圧迫され東京夜間取引からの上げ幅を縮小した後は手掛かり難で方向感が定めづらくなり動意に欠ける展開となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24800円(前日比+200円)。大豆先限帳入値は49600円(前日比変わらず)。コーンは続伸、大豆は横ばい。コーンは前日比横ばいで寄り付いた。寄り後は円安とシカゴ夜間取引高で買戻しを誘い上げ幅を拡大した。その後は薄商いで商いが盛り上がりに欠ける中、高値圏で小動きに推移した。大豆は夜間取引が前日比変わらずで寄り付いたが昨日に引き続き日中取引では商いが成立せず。
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