夕刊:2018/05/01

大型連休の谷間で様子見ムードが広がり日経平均は小幅な値動き

為替
NY時間にこの日発表された米インフレ指標が強めの数値となったことからドルが買われ円安ドル高となったことを引継ぎ1日の東京為替市場のドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=109円30銭前後で取引を開始した。日中取引では東京市場が大型連休の谷間となることやレイバーデーの休日でアジアや欧州の一部の国が休場となるため市場参加者が少ないことから様子見ムードが広がりドル円は109円台前半での小幅なもみ合いで推移した。午後は日経平均の上げ幅拡大でドル円は109円40銭近辺まで上昇しやや強含みに推移した。15時15分現在、1ドル=109円40銭。
株式(日経平均)
前日の米株式相場が軟調だったことを受け1日の東京株式市場では2019年3月決算で減益見通しを発表したソニーなど一部電機株に売りが優勢となり日経平均株価は前日比14円45銭安の22453円42銭と小反落して寄り付いた。その後円安を背景にトヨタやファナックなど輸出関連の一角に買いが入り日経平均は反発に転じた。もっとも今日の東京株式市場は大型連休の谷間ということもあり積極的な取引を行う投資家は限られ相場は方向感に乏しい動きとなった。前場の日経平均の変動幅は上下77円程度と小幅に留まった。前引けの日経平均株価は前日比11円41銭高の22479円28銭で前場の取引を終了した。後場日経平均は前引けとほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は月初めの投信買いなどで日経平均が押し上げられやや上げ幅を拡大し小高く推移した。大引けの日経平均株価は前日比40円16銭高の22508円03銭と小幅に3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4605円(前日比-9円)。銀先限帳入値は57.1円(前日比-0.7円)。プラチナ先限帳入値は3182円(前日比-15円)。パラジウム先限帳入値は3258円(前日比-57円)。金は続落した。NY安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の弱含みから節目の4600円近辺まで下落し安もち合いとなった。又、米長期債利回りの高止まりやFRBの追加利上げ観測で金利の付かない金からの資金流出を懸念した売りを誘った。プラチナは3日続落した。NY安を受け小幅安で寄り付いた。その後はドル建て現物相場の軟調やドル高ユーロ安に圧迫されじり安となった。
石油
原油新甫限帳入値は47070円(前日比-円)。ガソリン先限帳入値は61190円(前日比+930円)。灯油先限帳入値は64480円(前日比+1050円)。東京原油は堅調推移。NY高を受け東京原油新甫限は買い先行で始まった。その後はNY原油夜間取引の上げ幅拡大で上値追いとなった。原油は30日のネタニエフ・イスラエル首相発言を背景に米国がイランへの制裁を再開する可能性が高くトランプ大統領がイラン核合意の是非を判断する5/12までは中東の地政学的リスクを手掛かりとした強気相場が続くものと思われる。ガソリンと灯油は原油高に連動し大幅高した。
ゴム
ゴム先限帳入値は192.9円(前日比+7.3円)。東京ゴムは大幅に反発した。上海ゴム市場が休場の為、東京夜間取引終値と同水準で寄り付いた。寄り後に買い戻しと思われるまとまった買いが入ったことをきっかけに急伸し190円を上抜け一時3/16以来の高値193.2円を付けた。買い一巡後は上昇一服となり高値圏で堅調に推移した。又、このところ目立った材料が見当たらない中、タイの現物価格の上昇がゴムの支援材料となった模様。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25450円(前日比+120円)。大豆先限帳入値は50000円(前日比+100円)。コーンと大豆は続伸した。コーンはシカゴ高を受け続伸して寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引の強含みから一時上げ幅を拡大したもののその後は利益確定売りに押され上げ幅を削り寄り値近辺でのもみ合いとなった。大豆は夜間取引と同値で寄り付いた。寄り後に小口買いが入り上伸したものの薄商いで動意薄の展開。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米4月ISM製造業景況指数(予想58.4 前回59.3)
※米連邦公開市場委員会FOMC(5/1~5/2)

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